貞子は何者で何がしたいの？目的と呪いのビデオの意味についても

2019年4月23日2019年10月16日

日本のホラー映画の金字塔であるリングシリーズ。

その中心的キャラクターである「貞子」
は日本だけでなく世界中の人々に恐怖を与えました。

ただ怖いという印象だけを持つ人もいるかもしれませんが、
結局貞子は何者で何がしたいのでしょうか？

貞子の目的と呪いのビデオの意味について
考察していきます。

貞子は何者で何がしたいの？目的は？

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そうそう。そして貞子は原作の貞子ではない別の貞子になっていて、これがどう言う意味を持つことかというと、原作シリーズを読むと分かると言う凄まじい状況になっている。意図せずこれ以上なく貞子はその目的を果たしている。

— ＫＩＴＥ (@KITEis) 2016年2月24日

貞子は結局何がしたいのでしょうか？

その目的に貞子が何者であるのかという秘密が隠されています。

テレビに映し出され、しまいには見ている人の目の前に登場して、
呪い殺してしまうのが目的だと思われがちです。

ですが、実際には本来の目的は違います。
ただ人を呪い殺したいだけではありません。

貞子自身は決して殺人が大好きな異端者ではありません。
もともと、心優しい美女でした。

自分の生まれ持った家柄、両親が持った力故、特殊な力を
宿してしまったせいで、不幸な人生を送り、挙げ句の果てに手のおえずに
井戸へと突き落とされていまし、年月を得て怨霊なってしまいます。

結局、貞子が最も憎んでいたのは両親でも、
周りにいる人でもなく、迫害を受けた社会そのもの何です。

結果として目の前に現れた人を呪い殺してしまうことになりますが、
それは貞子の本心ではなく、実はただ話を聞いてもらいたいだけだったと考えられます。

貞子は何者かということについて、社会に対する迫害の無情さを象徴し、
世に伝えるために生まれた存在ではないかかと言えます。

その理由として、ビデオテープというツールが用いられるようになったのではないかと考察します。

呪いのビデオの意味は？

今や怖がられなくなってしまった貞子さんですが当時、怖かったのは僕らが当たり前のように触れていたビデオの中に呪いのビデオが存在していて、もしかしたら自分が再生してしまうんじゃないか。という心理的な恐怖。友人やお店で借りたビデオ。まさかな？と思いつつも常に頭に浮かぶ。「見るだけで。」 pic.twitter.com/lfqHZcg2jQ

— 柴山ケン[Tweet休止中] (@shibayamaken) 2019年4月27日