思い出のマニーはスタジオジブリ作品でも人気の作品の一つです。
ただ、血族関係などが若干難しく、作中に登場する人物の繋がりや関係がややこしい印象にあります。
今回はそんな「思い出のマーニー」に登場するキャラの関係図や相関図にまとめました。
思い出のマーニー・キャラ(人物)関係図や相関図まとめ!血縁関係や誰の子なのかについても
思い出のマーニーって過去と現在の話が混じるから誰が誰なのか混乱するよ
まずは相関図・関係図を紹介していきます。
主に「思い出のマーニー」で重要となるのは、マーニーや杏奈を取り巻く血縁関係です。
今回はそこにフォーカスして作成しました。
それぞれのキャラクター説明は以下で紹介していきます。照らし合わせて確認してみてくださいね。
サブキャラクターも紹介しています。
佐々木杏奈
本作の主人公。北海道札幌市青葉区在住。年齢は12歳の中学1年生。青みがかった黒い瞳をしています。
暗褐色のショートヘアが特徴で、髪が伸びてからは右側を紫色のヘアピンで留めている。肉親が相次いで亡くなったことから、自分の運命を呪っているところがあります。
また、祖母の葬儀にて自分の養育を嫌がり、面倒ごとを押しつけようとする親戚一同の姿を見たことが軽いトラウマとなっており、「自分はいらない子」という思いが常に心の中にあります。
頼子は育ての母親であるが血のつながりはなく、最初は仲がよかったものの現在は壁が出来ている。
喘息を患っており、療養のため夏休みの間だけ親戚である大岩清正・セツ夫妻の自宅がある道内の田舎町に赴きます。絵を描くのが趣味で、作中でも時折ノートを持ち歩いては風景をスケッチしているが、人物画はまったくといっていいほど描かな。
また、偶然頼子が自治体から自分に関する養育費を支給してもらっていること、それを自分に隠していたことを知ってショックを受け、その後、何も知らない頼子が色鉛筆を買ってきたことから、杏奈が描く絵はすべて白黒の鉛筆画ばかりである。
しかし、マーニーと出会ってからは彼女の絵を描くようになり、彩色もするようになる。
マーニー
本作のもう一人の主人公。
大岩家の近くに建つ湿っ地(しめっち)屋敷に住んでいる。しかし、どうみてもここ何年間は誰も住んでいない屋敷であるため、周囲の人間は誰も彼女のことを知らないという不思議な少女となっています。
金髪で青い目をした外国人だが、日本に住んでいるためか日本語が堪能で、漢字を使った日本語の文章も書くことができます。
※以下ネタバレ注意
その正体は杏奈の祖母。
幼少期は両親からは放任状態だったうえに使用人たちからいじめられ、成人後も夫の和彦に先立たれ、一人娘の絵美里とは和解しないまま死別。
さらに引き取った孫娘の杏奈ともたった一年しかともにいられなかったという波瀾万丈な人生を送っているが、常に笑顔を絶やさずに前だけを見続け、幼い杏奈にもそんな自分の血が流れているのだから、たとえどんなことがあっても明るく頑張って生きてほしい訴えています。
佐々木頼子
杏奈の養母。
杏奈のことを愛しているが血のつながりはなく、そのことで杏奈との間に壁ができている。
彼女からは「お母さん」ではなく「おばちゃん」と呼ばれています。また、杏奈に対し心配症すぎるところもあり、セツからもたびたび見咎められています。
杏奈と夫とともに札幌でマンション暮らしをしている。自治体からの給付金のことを、罪悪感と傷つけたくなかったことから長らく杏奈に黙っていたが、これ以上隠すのはよくないと思い、すべてを打ち明ける。
そして、お金をもらっていようといまいと関係なく杏奈を娘として大切に思っていると伝えたことで和解します。その後、杏奈から久子に母だと紹介されたことで涙ぐみ喜びました。
山下医師
杏奈の主治医。杏
奈を空気が綺麗で環境のいいところで過ごさせるように頼子に提案した人物。佐々木家の事情をよく知っているため、頼子のよき相談相手にもなっています。
美術教師
杏奈が通う学校の美術担当の教師。
みよ子
杏奈の同級生。善良な性格で礼儀正しく、クラスメイトとは違い、杏奈の陰口を叩かなかった人物。
杏奈の自宅の近くに住んでおり、発作で早退した杏奈の鞄を届けに来てくれた優しい少女。
大岩清正
セツの夫で木工職人。
怖い話が好きな人物。十一を「いいヤツなんだよ」と評する数少ない理解者の一人にもなります。
大岩セツ
清正の妻で頼子の親戚。
夫との仲は良好であるが、人遣いが荒いとぼやくことがあります。娘がいるが独立して家を出ているため、杏奈のことは娘が帰ってきてくれたように感じており、実の娘のように可愛がっています。
彩香
東京から転居してきた、赤い眼鏡がトレードマークの11歳の少女。
明るく好奇心旺盛で、夢想家。ある理由から杏奈がマーニーだと思い、杏奈に話しかけ、それ以来気にかけています。
武
彩香の兄。
妹思いの優しい性格で、彩香と一緒にサイロへ向かう途中高熱で倒れていた杏奈を見つけ介抱します。
久子
よく湿っ地屋敷の絵を描いている老婦人。
湿っ地屋敷について何か知っているらしい。実はマーニーとは子供時代からの友人の間柄で、マーニーが歩んだ人生を杏奈と彩香に話すことになります。
信子
海辺の町の住民。年齢は13歳。
ぽっちゃりとした体型であり、学校では委員長を務めており、リーダー的存在。
何度か杏奈を見かけている。素っ気ない態度の杏奈に過剰に接したことで口論になるが、終盤では杏奈の謝罪の言葉に「来年はゴミ拾いしなさいね」声をかけています。
角屋夫人
信子の母。
真面目な性格である、娘に対しては少々過保護ぎみ。大きな日本家屋に住んでいます。
十一
白いひげを蓄えた老人。
口数が非常に少なく、10年に一度しか喋らないと噂されている謎多き人物。
その性格から親しい友人は少なく、近所の子供たちからもからかわれている。名前の由来は、11人兄弟の末っ子だからという理由。
満潮になり湿っ地屋敷で立ち往生していた杏奈を見つけ、ボートで岸まで乗せていってくれた。マーニーのことも知っており、彼女を「青い窓に閉じ込められたかわいそうな少女」と言っています。
ばあや
マーニーが住んでいる湿っ地屋敷の老家政婦。
規律に厳しく、普段はマーニーを「お嬢様」と呼ぶが、怒ると「マーニー!」と呼び捨てで呼びます。
実は部下にあたるメイドのねえや(双子)とともになかばマーニーをマーニーの髪をブラシで力強く漉くような、いじめるような行為を繰り返していた。
マーニーの母
日本人らしき黒髪黒眼のモダンな婦人。
マーニーの育児をばあやたちに任せ、自分は旅行などの遊びほうけていた人物。和彦の死去時にはすでに故人となっています。
マーニーの父
金髪碧眼の外国人の紳士で湿っ地屋敷の主人。
仕事で家にはほとんどいませんでした。。マーニーのキノコの知識は彼からのもの。和彦の死去時にはすでに故人。
和彦
マーニーの幼馴染で、杏奈の祖父。
孤独なマーニーを支えてのちに結婚、娘の絵美里をもうけるが、若くして病気でこの世を去る。
絵美里
マーニーと和彦の娘で、杏奈の実母。
和彦の死後、体を壊したマーニーによって全寮制の学校に入れられたが、子供心から母に捨てられたと思い、そのことを恨んで成人後、家を飛び出す。
やがて結婚し杏奈を授かるが、交通事故で夫とともに命を落としてしまった悲しい過去があります。
以上が「思い出のマーニー」相関図・関係図のキャラ紹介になります。
たくさんキャラクターは出てくるけど、主要キャラを抑えておけば大丈夫そうだね
まとめ
今回は思い出のマーニー・キャラ関係図や相関図まとめ!血縁関係や誰の子なのかについて紹介していきました。
しっかり話を理解する上で、血縁関係を理解するのは不可欠ですね。
一度見てよくわからなかった人は、この図を見ながら理解してみてください!
ストーリーも杏奈のように悩んでいる人の背中を押してくれるそんなストーリーです。
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