キングコング 髑髏島の巨神では様々な巨大生物が登場します。
その中でちょっと奇妙で違和感を覚えるオオトカゲのような生物が出てきます。
そのトカゲは後ろ足がありません。実はこのオオトカゲはモデルになったキャラクターがいるんです。
その名前はスカルクローラー。詳しく解説していきます。
キングコング 髑髏島の巨神・後ろ足のないオオトカゲについて(スカルクローラー)
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レジェンダリーキングコング、本当エンタメ!って感じで大好きなんだけど特にスカルクローラーのデザインがめたくそ好きなんだよな… pic.twitter.com/lGYyBZ0z03
— gggg@アッセンブルーファンタジー (@gggg8495) 2019年5月17日
ライオットはトカゲ顔。この子見るとなんでかスカルクローラー思い出す。キングコングの。
スカルクローラーの造形がめちゃくちゃ好きで。後ろ足がないのが最高
— 夢創作のため夢垢に隠るいわすけ (@iwaxsuke0107) 2018年11月11日
映画「 キングコング・髑髏島の巨神」を観てきました。理屈抜きに迫力があっておもしろかったです!コングの宿敵「スカルクローラー」は後ろ足がないのにとってもスピーディー♡www pic.twitter.com/dFv0dRjyPe
— kiyoさん (@hisuitree) 2017年3月28日
後ろ足のないオオトカゲであるスカルクローラー。
体長は3.65〜 28.95mで体重は40 〜100トン。髑髏島で最も獰猛な生物で、後ろ足がなく前足(腕)2本だけで動き回る巨大な爬虫類に分類されます。
複数の個体が登場し、大型の個体の体長はキングコングに匹敵します。命名者はマーロウで、調査団一行に本怪獣を説明する際のとっさの思いつきではあるが、「髑髏の亡者」という意味であります。
普段は地中に生息し、獲物を狙う際のみ地上に現れ、長い舌で捕らえ、敵を一口で食べてしまいます。髑髏島の生物や島民を手当たり次第に襲うことから恐れられており、過去にキングコングの両親を殺害したため、キングコングから狙われています。いわば宿敵といった所ですね。
1933年版「コングの復習」に登場した「後ろ足のないトカゲ」で、1933年版の髑髏島の生物中で唯一架空の存在だったため、登場させたとされています。
キングコングからも人間からも最も面倒な敵として登場し、過去にも登場したシンプルな強さを誇る敵生物です。キングコングの中でも外せない巨大生物ですね。
実はこのスカルクローラーはモデルになったキャラクターが存在します。
スカルクローラーの元ネタと似てる由来について
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スカルクローラーの頭部のモデルは千と千尋の神隠しのカオナシ、ポケモンのカラカラ、エヴァのサキエル。最高のジャパンリスペクトである。 pic.twitter.com/ssJEQ93MRL
— 君島青空-TF特撮映画人生- (@ao_zooora) 2019年5月17日
スカルクローラーもコイツめっちゃ使徒っぽいな…て現れる度に思ってたんだけどやっぱりモデルは使徒サキエルとかカオナシらしいし
— ❄️じじ❄️ (@soubi_0310) 2017年4月22日
スカルクローラーのモデルになったキャラクターは、
- 千と千尋の神隠し カオナシ
- 新世紀エヴァンゲリオン サキエル
- ポケットモンスター カラカラ
だそうです。日本のアニメーションをリスペクトしています。
監督のヴォート=ロバーツは「日本の漫画・ゲーム・アニメを見て育ち、今の自分のDNAとなっている」と公言する程の日本好きだそうです。今作でも製作にも大きく影響を与えていることがスカイクローラーでわかりますね。
「自分が子ども時代に触れてきた文化を、ゲロを吐くみたいに全部ぶち込んである」と語っているみたいです。
映画全体には「もののけ姫」の要素が多く含まれているとし、登場するクリーチャーは「宮崎駿監督作品に出てくるようなもの。精神性があり美しく、パワフルなものを目指した」と語っています。
この他にも『AKIRA』『メタルギアソリッド』などのオマージュが含まれています。また、序盤に登場する日本兵グンペイ・イカリの名前は「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジと、ゲームクリエイターの横井軍平から取られているんです。
まとめ
今回はキングコング 髑髏島の巨神に登場する後ろ足のないオオトカゲの名前と由来、モデルになったキャラクターについて紹介しました。
ここまで日本の要素が入っているとは思いませんでしたね。
スカルクローラーはかなり想いが込められた巨大生物ということがおわかりいただけたと思います。
モデルを思い浮かべて見ると、また作品の見方も変わってきます!
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