天気の子が公開されました。
物語が中盤に進み、陽菜が晴れにする力などの秘密などに迫るエピソードが語られる際に、天井に絵が描かれた寺が登場します。
非常に重要なシーンですが、この寺は実在するのでしょうか?またモデルがあるのかについても調査しました。
『天気の子』をもう一度見たい方、まだ見てない方はこちらの記事もあわせてお読みください!
天気の子・天井の絵(天井絵画)が描かれた寺はどこ?絵画は誰が描いた?(山本二三)
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天気の子見ましたまとめ。
・無事にめちゃ面白かった。
・神社の天井の絵は山本二三
・みんなもスーパーカブ110買おうな! pic.twitter.com/ruRZPQsDwP— toillet (@dct4667) 2019年7月19日
寺のモデルについては特に特定できませんでした。
ですが、「天気の子」の作中に登場する天井絵画は山本二三さんである事がエンドロールクレジットでわかりました。
山本 二三(やまもと にぞう、1953年6月27日 – ) は、日本のアニメーション美術監督、アニメーション監督。背景美術会社、絵映舎(かいえいしゃ)代表。京都造形芸術大学客員教授(姉妹校である東北芸術工科大学も予定)。
長崎県五島市出身。東京デザイナー学院(現東京ネットウエイブ)卒業後、東映系の美術スタジオを経て、日本アニメーションに入社。宮崎駿が演出した『未来少年コナン』で初の美術監督をつとめ、その後も高畑勲や宮崎駿の作品の多くに美術監督や背景として参加している。
ボリューム感のある雲の描き方に独特のスタイルがあり、「二三雲」と呼ばれている。2018年7月1日、福江島に五島の雲 山本二三美術館が開館した。
第12回 AMD Award’06大賞 / 総務大臣賞を美術監督として受賞。
神戸ビエンナーレ2011 プレイベント「日本アニメーション美術の創造者 山本二三展」を2011年7月より2ヶ月間、開催した。
引用元:ウィキペディア
日本のアニメーションだけでなく、日本の美術界のレジェンド。
今回、天井絵画を描いたのはとんでもない人でした。日本の名作アニメは山本さんが手がけている作品が多いです。
- 天空の城ラピュタ
- 火垂るの墓
- もののけ姫
- 時をかける少女
などアニメ好きでなくてもご存知の作品ばかりです。
ただ、ネット上でこの神社が実在するのではないかという情報もありました。
モデルになった神社は実在するのかについて
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あれれ?山本二三さん!
天気の子の神社の天井の絵、あれ明星院意識して描いてらっしゃる?
だとしたら嬉しいんじゃが!#天気の子— まこと (@555Nagato) 2019年7月19日
明星院の天井絵、11×11マス、中央に龍、四隅に迦陵頻伽、他のコマには花と鳥、全て実在の違う種類。
写真NGなので入口の説明書き写メ。細かな説明して頂いて大変面白かった!! pic.twitter.com/o3S5xSuI0W— 川木 (@t_kawaki) 2015年5月5日
明星院を意識・オマージュして天井の絵画は描かれているのではないかと噂されています。
明星院(みょうじょういん)は、長崎県五島市にある高野山真言宗の仏教寺院。五島の真言宗本山
本尊は虚空蔵菩薩。五島八十八カ所霊場第一番札所。本尊は秘仏とされており容易に見る事はできない。
明星院の名は弘法大師空海により命名されたと伝えられている。 中国から帰った空海が明星院に虚空蔵菩薩が安置してあると聞き赴き、虚空蔵求聞持法にて真言「ナウ ボゥ アキャシャ ギャラバヤ オン アリキャ マリボリ ソワカ」を100万回唱え終えた日の未明、明けの明星(金星)から凄まじい光が差すのをのを見て「中国で収めた密教が今後の日本の済世利民に役立つ事の仏の証明を頂いた」として大変お喜びになり、この寺を「明星院」と名づけたという。
五島では最も古くからある寺院で空海により真言宗へ改宗し、五島列島の大半を治めた福江藩五島氏代々の祈願寺とされ栄えた。
引用元:ウィキペディア
天井絵が非常に有名で、本作で登場するものとは違うのですが、雰囲気などはイメージしたのかもしれません。
あくまで推測なのでご了承ください。
京都・妙心寺の狩野探幽作の天井画「雲龍図」
まもなくイラスト付き御朱印が出来そうです。
龍が傷付きウロコが取れています。
これは仏法や人々を護るために戦って下さってる事を表してます。知恩院三門に描かれている狩野探幽作の龍と同じです。
(4枚目:知恩院ホームページより引用)この御朱印は「災いが除かれますように」#御朱印 pic.twitter.com/1mdqXJmX2t
— 浄土宗蟠龍寺 (@banryuji7676) 2019年3月12日
【大徳寺 本坊】
現在特別公開されている大徳寺本坊です。
狩野永徳作の信長公や、狩野探幽作の龍など見どころたくさんです🐉🐉更に国宝唐門は圧巻の一言。その他の塔頭寺院も特別公開されているので併せてどうぞ‼️
詳しくはHPにてhttps://t.co/i9DakTflhw pic.twitter.com/ypyyr3z5B0
— 御朱印紹介所 (@NaraGosyuin) 2017年9月30日
この記事のコメントを頂いた方から情報をいただきました。
京都の妙心寺にある、狩野探幽さんが描いた天井画を彷彿させています。まさに、デザインはかなり似ているように感じますね。
竜のモデルはそのままですね。
まとめ
今回は天気の子に登場する天井絵画の寺のモデルについて調査しました。
実在するかは不明でしたが、絵画自体をモデルにした寺は実在したのではと推察します。
山本二三さんが描いた美術はどれも作品のクオリティーを一気に押し上げてくれてている印象です。
一度展覧会など訪れてみたいですね。
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コメント
コメント一覧 (3件)
京都・妙心寺さんにある狩野探幽作の天井画「雲龍図」にもどこか通じるものがあるように思いました。すてきですね。
コメントありがとうございます!
ネットで拝見しました!素晴らしい天井がですね。こちらの記事で紹介したものより近いと思います。
追記させてもらいます!
長野県小布施町の岩松院の 葛飾北斎による鳳凰の天井画を
映画に合わせて竜に変更して 作画を依頼されたのだろうと思います