2018年に公開されたディズニー・ピクサー作品である「リメンバー・ミー」。
その中で登場する主要キャラクターである陽気で孤独なガイコツ・ヘクター。
今回は、ヘクターがなぜ消えなかったのか考察していきます。また、自分の写真をなぜ死後の世界で持っていたのかの謎についても考察していきます。
ネタバレを含むのでご注意ください。
なぜヘクターは消えないのか考察(死者の国で消えた理由は?)
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ヘクターはココがもっていた写真の切れ端がなければ二度目の死を迎え、そのまま消え去ることになっていたが、それでも歌が残り、名が残る、そうした痕跡のなかで記憶が甦る可能性は原理的に残り続ける。記憶なき死者への可能性に応答することも含めて人文(学)の使命がある。
— yusuke miyazaki (@parages) April 7, 2018
ヘクター、ココちゃんと会えて良かったね……
— ◎かぐ◎ (@hakumikagu) February 18, 2019
ヘクターは最後の最後まで死者の国から消えることはありませんでした。
では、そもそも「死者の国から消える要因」をおさらいしてみましょう。
・生きている人の記憶から忘れられると「死者の国」からも消える。
死者の国にいる人は、生きている世界の人の記憶から忘れられることで、死者の国から消えてしまう設定になっています。
つまり、ヘクターは「生きている世界の人」の記憶に残っていたから消えることは無かった事になります。
ヘクターは本編で「2度目の死」を迎えそうになることがあります。それは、唯一へクターの記憶を持つママ・ココが認知症になり、存在を忘れかけていたためです。
もともと、ミゲルが冒頭でも話しているように「忘れている」と表現されています。
この「2度目の死」はママ・ココにヘクターの作った「リメンバ・ミー」を聞かせた事でヘクターの存在をを再度思い出し逃れる事ができます。
しかし、思い出した後、ママ・ココは亡くなってしまいます。
そうなれば、ヘクターは再度消えてしまいます。でも、消えていません。
なぜ、ヘクターは消えることが無かった理由の3つが考えられます。
- ママ・ココがヘクターの写真を修復していた。
- へクターの音楽が評価され、世界中の人に知れ渡った。
- ミゲルの記憶にヘクターが存在する。
それぞれ解説していきます。
ママ・ココがへクターの写真を修復していた。
パニカムトーキョー実店舗行ってきたリベラ家の家族写真、リメンバーミー公開の時に祭壇と一緒に再現で作ったそうな!最高かよ…見たかったよ… pic.twitter.com/eFl6WtUisu
— ㍉3/5-3/8✈︎SFO (@decembreeze) February 24, 2019
ママ・イメルダは家族を捨てた夫の存在を記憶から消すために、写真の顔の部分を破り捨てていました。
娘のママ・ココはその破れた写真を持っていました。
これで、家族の写真が完成した事によって、祭壇の写真になりました。
今後、生まれてくる子供たちにとっても、先祖代々・写真という媒体から、名前や功績を引き継がれ何百年も「誰か」の記憶に残り続けたのだと思います。
ヘクターの音楽が評価され、世界中の人に知れ渡った。
「このシーンではミゲルとへクターはお互いに少し不信感を抱いているんだ。2人は相手にイライラしているんだけど、一緒に何かをしたら楽しい科学反応が起こることもある。そういうことを歌にしたんだ」https://t.co/ZwC66cwAHa
— 6/23 N06ab (@No6nezu) May 18, 2018
死者の国でデラクラスがヘクターの『リメンバー・ミー』を始めとした数々の楽曲を自身のものと偽ってソロ活動を続けていましたが、悪行がバレて名声はヘクターに取って代わられることになりました。
ヘクターの事をメキシコ中だけでなく、全世界に知れ渡り、数多くの人の「記憶」に残った事も考えられます。
「ビートルズ」のように何年経っても語り継がれる歴史的人物になったと考えればわかりやすいですね。
ミゲルの記憶にへクターが存在する
明日(7/7)は #七夕 ✨
ミゲルの願い事
「ミュージシャンになれますように」
#リメンバーミー pic.twitter.com/CzasGzPirA
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) July 6, 2018
そもそも、ミゲルの記憶の中にヘクターが残っていれば、問題なく引き継がれていきます。
そして、今回、死者の世界で冒険を踏まえて、先祖代々引き継いでいく事でヘクターは消えることはありません。
また、別の人物にも「思い出を大切にする」意味を伝え、広めることで、死者の世界で消える人が少なくなる未来があるかもしれませんね。
自分の写真を持っていた謎を考察
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「#2分の1の魔法」
公開記念#リメンバー・ミー
明日よる9時物語の核心に触れる印象的な歌曲
演奏シーンや多彩な楽曲音楽が作品の本質を担う
初めてのディズニー&ピクサー作品ゴージャスで楽しい音楽シーンを
放送前にチョットだけ
見せちゃおうカナ#21日夜9時 pic.twitter.com/2e1bVU1YsT— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) February 20, 2020
明日、金曜ロードショーでディズニー映画「リメンバー・ミー」がやるんだけど、そこにミュージシャンのガイコツ「ヘクター」っていうキャラがいて
姉と二人で観に行ってどうにもFF14サウンドディレクターの祖堅正慶氏にしかみえなくて「祖堅さんだよな」「祖堅さんだよね」って姉で言い合ってた pic.twitter.com/8fgYKKIgmF— アリティ❖Atomos (@arity925) February 20, 2020
ヘクターが死後の世界で、自分の写真を持っていました。なぜ、持っていたのか不明でした。
恐らくですが、死後の世界に写真を持ってきたのは、イメルダ(ミゲルの祖母)ではないかと考察します。
イメルダは、ヘクターのことを嫌いと言っているものの、自分の父親なため気にかけていたのではないでしょうか?
死後の世界でイメルダが、ヘクターを探す時に写真を使って、確認していたと思われます。
音楽の道で旅立ったのに、チョリソーで死んだと言われても、生前のイメルダは納得できていなかったと思います。
心残したことが、「へクターの真相」だったと思うと思うものがありますね。
しかし、初対面の際は、ヘクターも自分の本当の亡くなった理由については知らなかったこともあり、あまり良い別れ方ではなかったんだと思います。
その際、写真を破棄し、ヘクターが拾ったのだと思います。
いずれにせよ、家族の誰かが写真を現世から持って来て、ヘクターに渡したのだと考察します。
これだけでもう1ストーリーできそうですね。
まとめ
今回は、リメンバーミー・ヘクターはなぜ消えないのか、自分の写真を持っていた謎を考察していきました。
これ以上の感動作もなかなかありません。
家族の愛を感じるピクサー・ディズニーの名作です。
是非、リピート欲しいですね!
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