Netflixでワイスピ/ジェットブレイクは配信される？今すぐ無料で見る方法

故人となったエレナとの間にできた息子・ブライアンとレティと共にひっそり平穏な毎日を過ごしていたドミニク。そんな彼の前にローマン、テズ、ラムジーが現れ、ミスター・ノーバディがある重要な装置の回収を望んでいることを知らされる。

出典:U-NEXT

• ワイスピはシリーズ化されているカーアクション映画です。シリーズ化されているとはいえ、シリーズ途中からの視聴でも十分に楽しめます。派手なアクションシーンばかりや、爆破シーンばかりでなく、シナリオもきちんと構築されており、本作でが組織ぐるみの犯罪にたいし、国、政府のエージェントが関係し、事件を解決していくシナリオになっています。しかしながら、過去シリーズの要素も一部くわえられていることから、時系列的にりわかりにくい（理解しにくい）点が発生するのも事実です。それが、過去作で命をたったハン復活の経緯がよい例です。いずれにせよ、アクションシーンについては、文句のつけようがない感じです。いったい幾らお金をかけているのかと思わんばかりです。気分をすっきりかえたいかたなどには、うってつけの映画です。
• ワイルドスピード／ジェットブレイクに出てくる面々は、運の強さがものすごいです。どんなピンチになっても必ず勝利して生還します。ですので、最後にはほっとしましたが、途中のぎりぎりの戦いは見ていられないほど極限の戦いです。車に乗っての戦いが多いのですが、目が回るくらいなスピードのシーンが山ほどあって、心臓がいくつあっても足りません。聞くところによると千台とかと言うレベルで車が壊されたと言うことで、スケールの大きさに度肝を抜かれます。個人的にはとても勿体無いという感覚ですが、これぐらい壊れるのであれば仕方がないかと観念してしまいました。どんでん返しや、裏切りなどがあってショックになったかと思えば、ファミリーの温かさもあって秀逸な作品です。
• ワイルドスピードシリーズを通して家族というのがテーマになっています。ド派手なカーアクションはもちろんのこと、人間模様なんかも見られてとてもおもしろい作品となっています。今作では、主人公のドムの弟が敵として登場します。幼少期に、彼ら兄弟の絆が引き裂ける事態がありました。兄にしかわからない思いや、弟しか知らない真実が２人を別れさせました。それがきっかけで２人は衝突し、戦うはめになりました。今作におけるまでにあった伏線や、真実を回収し、今作で回収した部分もたくさんあります。スーパーカーが大爆発したり、街中を駆け巡るストリートレース、そしていろんなものを壊しまくるシーンだったりと最初から最後まで飽きずに見られる作品です。このシリーズが好きな方は見る価値ありです。
• 巨大な金庫を車で引きずり盗み出したり、空から車を降らせたり、派手なアクションで毎回ハラハラドキドキさせてくれワイルドスピードですが、今作のワイルドスピード／ジェットブレイクはなんと地球を飛び出し、車で宇宙へ向かっています。非現実的な設定ですが、そこが映画らしくて面白いです。相変わらずテズとローマンはいいコンビで宇宙での活躍はかっこよかったです。死んだはずのハンの復活は予想外でしたが嬉しかったです。ミアも久しぶりの登場でレティとエルと女性3人のアクションはかっこよかったです。いつものメンバーの活躍はもちろん、久しぶりの登場のメンバーの活躍も見れて、今作も最高にドキドキワクワクさせられました。次回作へ繋がるシーンもあり、今から次回作への期待が膨らんでいます。
• ２０２１年に公開されたスピンオフを除けばシリーズ９作目にあたり、ワイルドスピード／ジェットブレイクでは消息不明だったドムの弟ジェイコブが立ち塞がり、兄弟の因縁が描かれるあらすじとなっています。途中でスピンオフ「スーパーコンボ」を挟んだこともあり、本筋としては久しぶりという感もあり、ドムに弟がいたのが若干後付け感がありましたが(笑)、長期シリーズでは後付けはよくある事ですし、また、ジェイコブを絡める事で改めてドムの過去を掘り下げ、原点回帰的な雰囲気も感じられました。また本作の大きなトピックが死んだと思われたハンの生存で、こちらもツッコミ所になりますが(笑）、とはいえやはりハンの生存は物語的にも良かったと思いましたね。劇中でリトルＢ呼ばれるようになったドムの息子の方に関してもファンにはたまらないトピックがありました。