映画「ハンニバル」が無料で見れる動画配信サービスは？NetflixやAmazonで見れない？

あの事件から10年、FBI特別捜査官のクラリスは麻薬捜査で売人を射殺、マスコミから厳しい非難を浴びていた。それを知った大富豪のメイスンは、クラリスを再びレクター捜査に復帰させるべく画策する。一方、脱獄したレクターはフィレンツェに潜伏していて…。

引用:U-NEXT

• この作品の見どころは、やはりレクター博士が脳みそをカットするシーンです。かなりグロいので、かなり衝撃を受けますが、「ハンニバル」の中で一番強烈なシーンなので、ずっと、この映像が脳裏から離れないです。また、次に忘れられないのが、ラストの機内のシーンです。隣りにいる子供がレクター博士が食べようとしている料理を食べたがっているのですが、心の中で私は、それは、ダメだよと思いながら、どうするのだろうかと思いつつ観ていると、完全に私の嫌な予感は的中し、レクター博士が、その料理を子供に、あげてしまい、一見のどかなシーンなのだけれど、その料理の正体が、どのようなものか、わかっているからこそ、非常に怖さを感じます。
• クラリスの前に再びあのレクター博士が現れる！「ハンニバル」の見どころは、ついにターゲットそのものがレクター博士になったことです。過去にレクター博士によって暗示をかけられ無惨な姿になった富豪・メイスンがレクター博士捕獲に挑みます。クラリスはレクター博士をおびき寄せるエサとして捜査に復帰することに。果たしてレクター博士は現れるのか。もちろん現れますとも。血生臭い惨劇のオンパレードを伴って！イタリアで司書の職を得ていたレクター博士は超人のごとき思考と技ですぐにメイスンの子飼いの刑事を返り討ち、クラリスのもとに現れます。目的のためには手段を全く選ばず、露悪的な趣味も交えて次々と死体を披露するレクター博士。今回も目を覆いたくなるようなシーンがいっぱいです。しかも、レクター博士とクラリスの間にも深い絆が生まれているあたりも気になります。最後の「死の晩餐」までゆっくりと見てほしい映画です。
• 「羊たちの沈黙」があまりにも有名なハンニバルシリーズですが、2001年公開の「ハンニバル」では「羊たちの沈黙」から10年が経ってレクター博士とクラリスの関係が描かれました。「羊たちの沈黙」で描かれた以上に陰惨な場面が各所に表現されています。「ハンニバル」ではアンソニー・ホプキンスが演じるレクター博士の異常にして怪しい姿がそのままに描かれていました。彼は「羊たちの沈黙」に引き続いて、こちらの作品でもアカデミー主演男優賞を受賞しており、ストーリー性も演技力も健在なところを見せてくれました。前作でジョディ・フォスターが演じたクラリス役は交代しましたが、ベテランのFBI捜査官となったクラリスが、相変わらずレクター博士に立ち向かう勇敢にして繊細な役どころは見事に受け継がれました。サイコスリラー作品ですがメッセージ性や人間愛に富んだシリーズの一作品です。