「魔女の宅急便」はスタジオジブリ作品の中でも不朽の名作です。
そんな、作中では物語中盤、主人公のキキが飛べなくなり、魔法が弱くなるシーンがあります。
このシーンについて疑問に思う人も多いのではないでしょうか?
そして本編において最も重要な意味が隠されています。
今回は、なぜキキは飛べなくなったのか、なぜ魔法が弱くなったのか考察していきます。
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魔女の宅急便・なぜキキは飛べなくなった?
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🎀魔女の宅急便🎀
登場する食べものは
どれも美味しそう👅🍞グーチョキパン店のパン
🥞ホットケーキ
🐟ニシンとカボチャのパイ
🍫チョコレートケーキ皆は何が食べたいカナ🐾
🍅🍅🍅🍅🍅🍅#魔女の宅急便
🍴今夜9時🍴
🍅🍅🍅🍅🍅🍅 pic.twitter.com/DvStvRP0Gv— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) March 27, 2020
魔女の宅急便でキキが飛べなくなった時のウルスラとの会話がすごく好きで、それをいつも心に置いています◎
かわいくできなくて、ジタバタ、縫って縫って縫いまくったので、今日は縫うのをやめました(*’ω’*) pic.twitter.com/Oj51LkdNxc
— ⚫︎⚫︎37℃⚫︎⚫︎ (@37_degreesHM) December 18, 2018
魔女の宅急便の中盤、トンボと仲良くなり始めたあたりから、なぜかホウキで空を飛ぶ事ができなくなります。
大事なホウキも折れてしまい、意気消沈してしまうキキ。
キキが飛べなくなった理由は、もちろん魔力が低下してしまった事は明らかです。
しかし、ただ単に環境が変わったから、トンボに仲の良い友達がいて気持ちがブレたからだけではなく、もっと深い意味が隠されていました。
- トンボに恋をしてしまい自分だけでなかった嫉妬心
- 他の女性との違いからの劣等感
- 成長している段階・思春期だから
様々な理由がネット上などで考察されています。
そんなキキが飛べなくなった理由を語るの欠かせないのは、絵描きの少女(ウルスラ)との出会いです。
その会話の内容が以下になります。
このシーンに全ての秘密が隠されています。
絵を描くことも、魔法を使えることも全て「親からもらった才能」であることです。
「空を飛ぶ」と言う事が「絵を描く」事と同様で、「個人の才能」によるものだからです。
キキが空を飛べなくなったのは、上記の会話の中であるウルスラの経験と全く同じ事になります。
「私もよく描けなくなるよ」
現在、キキはこの状況と同じで、成長の過程にあるという解釈が最も正しいのではないかと考察します。
さらに、魔法が弱くなった理由について考察していきます。
魔法が弱くなった理由を考察
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魔女の宅急便でキキが飛べなくなった時、絵描きのウルスラの言葉が素敵だった。
描けない時は描かない。
描きたくなる気持ちが沸いてくるのを待つって。マラソンが習慣の人が3日坊主にならないコツが
疲れたら休む事らしい。
休みながら走ってたら続いてたって。気持ちに素直が一番かもね(*´-`)
— JUGI (@JUGIgohan) February 28, 2019
キキはいわゆるスランプの状態に陥っていると考えて問題はないと思います。
ただ、その要因は様々なものがあると思います。
- 13歳になり独り立ちの苦悩
- 自分とは違う世界に住む人たちとの遭遇(トンボたち)
- 思い通りに仕事が上手くいかないもどかしさや悔しさ
はじめて知らない街にやってきて、様々な経験をしていきます。
心踊らせて旅立ちしたものの、予想以上に苦悩してきました。
全ての出来事がキキ自信を成長させるキッカケとなるものの、上手くいかない状況にあると思います。
実際に魔女の宅急便のキキを思い出す例も多数ありました。
魔女の宅急便で、突然キキが飛べなくなったとき
もがき苦しんだあげく
飛ばないことにしましたできなくても、いいじゃん!
って思ったら
心が軽くなりましたまずは
できるところを
のばしていきたい自分も、子育ても。
ありがとうございました https://t.co/huDe5pAUY3
— 土居由紀子 🌱人生をわくわく生きよう♬🌱 (@aGEqTNbkTqMPkse) January 17, 2020
実は最近いろいろあって、
魔女の宅急便の飛べなくなったキキ状態でした😭
気持ち、Twitterから離れていました。ほんとうに、
したいの?うん!やりたい!
わくわく!そこまで、自分のことを見守っていました。
Twitterに来て、
フォロワーさんの優しさにいっぱいいっぱい触れて泣きそうです。— なんな課長🐭@課長まつり参加中🐰自分らしく生きる喜び&愛されながら収益化サポートプロデュース中 (@nannanna77) May 17, 2019
どんな偉人でも必ずぶち当たる、スランプ。
それはある種の成長の過程であり、キキにとってその段階に足を踏み込んでいます。
何をやっても上手くいかない時は、大概キキのように様々な要因が相まっている事が多いと思います。
それに気付かない、気付けない人が大半です。
その解消法は、まさにウルスラが述べた方法でしか解消できず、各々で解決していくしかありません。
キキの魔法が弱くなったのは、成長の過程であり大人の階段を登っている最中であると思います。
宮崎駿監督のコメント(文藝春秋2014.2)
「魔女の宅急便」フランス観客がどう感じたか に端を発する話
飛べなくなったが最後に飛べるようになったのは何故 とか話す
(文藝春秋2014.2)内容はともかく、今では
豊かな時間に見えるなー pic.twitter.com/3Brzlm1oI3— 平針赤池 (@zxt00b10001) May 21, 2019
今作の監督である宮崎駿監督が2014年2月の文藝春秋にて今回の件についてコメントしています。
あの宮崎駿監督でも「描けなくなる」状況に陥っており、まさにキキが飛べなくなる状況と重ねている事が明らかになっています。
成長期の子供でなくても、スランプに陥ることがあり、それを年齢関係なく自分と重ねる事で、伝わってくるものがあります。
「血で決まっている才能」であるものの、それを活かすも殺すも自分次第であり、前に進むからこそキキのように飛べなくなると考えると、同じ状況の人も気持ちが楽になりますね。
まとめ
今回は魔女の宅急便・なぜ飛べなくなった?魔法が弱くなった理由を考察していきました。
魔女の宅急便の伝えたい事である「飛べなくなるシーン」。
ウルスラとの会話は何かに取り組む人にとって、最高の教訓になると思います。
何か上手くいかない時こそ、魔女の宅急便をい見て前を向いてみてはいかがでしょうか。
スタジオジブリ作品の中でも名作中の名作ですね。
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