「羊たちの沈黙」はNetflixで見れない？無料視聴できる動画サイトを紹介

FBIの訓練生・クラリスは、女性を誘拐して皮を剥ぐ連続殺人鬼の捜査に加わることに。彼女の任務は獄中の天才精神科医・レクター博士の協力を得ることだった。クラリスは自分の過去を語ることと引き換えに、レクターから事件の手掛かりを聞き出すが…。

出典:U-NEXT

• アメリカで若い女性が誘拐されて殺される、皮を剥がれて捨てられる、という事件が続きました。犯人は不明です。犯人の心理は殺人犯に聞け、とFBIは刑務所のレクター博士を訪れます。この人が異様。紳士的にふるまい、異常行動をおこす天才です。一晩話し続けただけで、独房の人間を自死に追いやる男です。見ていてもうこの時点で博士のとりこになりました。人に害を与えず、人肉を食べる癖さえなければ魅力的な男性です。博識で、話がうまく、気に入った相手にはヒントをくれる。ここで異常者に取り込まれるな！、　と見ていて心の鍛錬になります。また、皮をはぐ犯人、この動機も強烈です。ああ、可愛そう、と思わせる動機。「羊たちの沈黙」は見ながら自分を抑える必要があります。犯罪者側にハマるな。危ない。同情は禁物。思いながらも引き込まれました。映像はとてもスリラー、古いミシンの音がトラウマになる映画です。
• 羊たちの沈黙、という題名だけで既に何かおぞましい雰囲気がします。そういうものを見るのだと、この作品のDVDを選んだ時に覚悟をしました。あからさまにホラーではないが、ものすごくおぞましい。人肉を食べるレクター教授という男の表情も話し方も全てがおぞましい。一方で、クラリスという女性FBI候補生はとても美しく聡明でかつ危うさも出ていると思います。人殺しの先にある人食を喜びとするレクターは決してその過程を見せることはない。一方で、今回の殺人鬼は誰を殺すのかそしてその後どうするのかを計画して楽しんでいると思いました。これは違いがあるといいたいところだが、とても類似している。動物は同族のものを殺しても制裁はありません。しかし人間にはあります。そういう違いが人間のふりをした化け物とその他のものの違いなんだなとこの映画を見て思いました。
• 「羊たちの沈黙」は言わずもがなサイコパスの代表的な作品の一つです。主人公の女性捜査官スターリングが巷で騒がれている連続殺人の犯人を捕まえるためハンニバル・レクター博士という天才的な頭脳を持つ元精神科医で人食い（カニバリズム）に協力を求め事件を解決していく内容なのですが、この作品でのレクター博士の魅力がどこまでも止まらないです。最初の登場から収監されているのに余裕の表情、話の進め方が上手く自分のペースに持ち込むその話術。そして、FBIが犯人に翻弄されている中で博士だけ目星がついていて、そのヒントと引き換えにスターリングの過去を暴いていく…。タイトルの意味を知ったとき、ドキッとしました…。表では連続殺人犯を捕まえるという話が進む一方で裏ではレクター博士とスターリングの歪な絆が生まれていき、次第にレクター博士に洗脳されていると思わずにはいられませんでした。見た人は必ずレクター博士に魅了されます。

【羊たちの沈黙】
【星】★★★★★
【あらすじ】クラリスの過去とカニバリズムなレクター博士。
【感想】
この映画を観た時は17歳だった。衝撃でしたよね。この映画のレクター博士も、人の皮を剥いで服にしちゃうサイコパスも。グロいシーンもあるけど、れっきとした良質サスペンスでもある。 pic.twitter.com/mfRf79zhe6

— Clockwork (@heartmanmovie) November 22, 2017

今更ながら羊たちの沈黙の感想。
レクター教授のインテリジェンスな異常性に強く惹かれる。女性の皮を穿いでドレスを作るだとか、刑務官の顔を借りて救急車に乗るとか、現在となっては驚きも感じない展開であったが羊たち〜の影響を受けた作品が多くあり、羊たち〜が大きなものであったのだと認識する

— 犬山 だいち (@daichi_azt) April 1, 2013