【ラプンツェル】ユージーンはなぜ涙で生き返った?魔法の金の花の力を考察

『塔の上のラプンツェル』は2010年に映画化されたディズニー映画です。

10年前の作品ですが、ディズニーのプリンセスとして今でも女の子に人気の作品です。

自分がプリンセスとは知らずに育ち、そのお転婆な性格が魅力的ですよね。

今回は、物語終盤でユージーンがなぜ生き返ったのかを考察していきます。

目次

【塔の上のラプンツェル】魔法の『金の花』の力

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まずは、なぜラプンツェルの髪の毛に魔法の力があるのかおさらいです。

ラプンツェルが生まれる前に、実の母であるコロナ王国の王妃が重い病を患ってしまいます。

その病を、金色の魔法の花の力をもって回復します。

その花の力が、生まれたラプンツェルの髪に宿っています。

その力は、歌うことで髪の毛が光り、傷を癒したり、若さを保てたりします。

その力のせいで、ラプンツェルは生まれてすぐにマザー・ゴーテルにさらわれています。

マザー・ゴーテルは、400年ずっと魔法の花の力を独り占めにして若さを保ってきたのです。

 

ちなみにこの魔法の花はユリの花に似ていますよね。

花言葉を調べてみると、色によって違う意味を持つみたいです。

白いユリ「純潔」「威厳」。

赤・ピンクのユリ「虚栄心」。

黄色いユリ「偽り」「陽気」。

オレンジのユリ「華麗」「愉快」「軽率」だそうです。

本作では、金色のユリだったので黄色やオレンジが近いと思います。

花言葉を見てみると、『陽気』『華麗』『愉快』ラプンツェルにぴったりな気もしますね。

塔の上で生活をしていたせいで世間知らずなところもありますが、他のプリンセスにはない魅力がいっぱいで見ていて微笑ましい場面がたくさんあります。

ユージーンがラプンツェルの髪を切った意味

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物語終盤で、ラプンツェルはゴーテルに拘束されてしまいます。

ゴーテルは自分の若さを保つために、金の花の力が必要でした。何としてもラプンツェルを自分のそばに置いておきたかったのでしょう。

ラプンツェルを助けに来たユージーンはゴーテルに刺されてしまい、瀕死の状態に。

ラプンツェルは髪の力でユージーンを助けるため、ゴーテルに

ラプンツェル
『ユージーンを助けさせてくれたら、望み通り一生あなた(ゴーテル)のそばにいる。絶対に逃げない、絶対に出ていかない』

と約束してしまいます。

その約束を聞いていたユージーンは落ちていたガラスの破片でラプンツェルの髪の毛を切ってしまいます

ユージーンはラプンツェル髪の毛を切り、髪の毛の力を無くさせました。

それは、ラプンツェルをゴーテルから自由にしたかったからではないでしょうか。

ユージーンは、自分を助けてしまうと約束通りラプンツェルがゴーテルから離れられなくなってしまうため、自分が助からないとわかっていても、髪の毛を切ったんですね。

ユージーンはなぜラプンツェルの涙で生き返ったのか

ユージーンが髪の毛を切ったため、髪の毛は力を失い、歌を歌っても髪の毛が光ることはありませんでした。

もともと、ラプンツェルが魔法の花の力を持ったのは生まれる前のことでした。

母である王妃が金色の花の雫を飲んだことでお腹にいたラプンツェルがその花の力を受け継ぎました。

その、花の力は髪の毛にあることはわかっていたけれども実は涙にも同じ力が受け継がれていいたと考えられます。

髪の毛は、常に手元にあるためその力に気づきやすそうですが、涙は泣かない事には出てこないため気づかれなかったのかもしれません。

それに、美しい人の美しい涙には不思議な力があるものですよね。

まとめ

ユージーンはラプンツェルに、塔の上でのとらわれた生活ではなく、自由を手に入れて欲しかったんですね。その自由を手に入れるために、魔法の花の力をなくす事を選びました。

結果として、ゴーテルは若さを失い塔の上から落ちていってしまいました。

また、花の力は髪の毛だけでなく、ラプンツェル自体に受け継がれており、その涙にも花の力があったのではないかと考察しました。

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