アニメ、映画、ドラマ、舞台と次々に映像化されている人気アニメ「ギヴン」のタイトルの意味について考察していきたいと思います。
「ギヴン」は、高校生離れをしたギターの腕前を持つが情熱を忘れてしまった上ノ山立夏と印象的な歌声を持つ佐藤真冬の関係を描いた青春バンドストーリーになります。
そんなギヴンのタイトルにはどんな意味があるのか、内容やあらすじから意味や語源について考察していきます。
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アニメ「ギヴン」のタイトルの意味や語源は?
タイトルの「ギヴン」の意味は表の意味と裏の意味があります。
- バンド名
- 作品の主体となる感情表現
この2つです。
初めて4人で迎えたライブで、あらためて全員で活動することを決めたメンバーは、バンド名を「given」に改名しました。
SNSアカウントの開設やアーティスト写真の撮影など、本格的な活動を始めます。
バンド名が「ギヴン」という点でタイトルになっています。しかし、原作コミックであれば全巻5巻で完結しているのですが、4巻で登場します。
よって、今作のタイトルは物語のあらすじや伝えたいことがバンド名「ギヴン」に込められた想いが詰まっています。
「ギヴン」のあらすじや内容から考察
本作のあらすじは、立夏と真冬、秋彦と春樹、この2組の恋を中心に描いています。
真冬には亡くなった恋人が、秋彦には別れを告げられた想い人がいました。いわゆる複雑な三角関係が構成されており、この2組の恋には別の人間の影が見え隠れし、葛藤し悩む話になります。
真冬は、かつてバンドマンの彼氏がいました。ある日、些細なことをきっかけに仲違いし、それからすぐに彼の恋人は死んでしまいました。その後悔から、過去と元彼に縛られている真冬。立夏のおかげで立ち直ったように見えたものの、いつもどこかに、もういない人物を想っていました。
そもそも、「ギヴン」=givenの意味であり、「与えられた」という和訳になります。
過去形なので、まさにバンドメンバーたちが「過去」を込めた意味だと思います。
バンド=音楽で想いを伝える。
よって、そんな過去を背負った4人のバンド「ギヴン」が言葉じゃ伝えられない気持ちを音楽や歌に乗せています。
それぞれの想いを吐き出し観客だけでなく、メンバーや過去に別れを告げた人物や亡くなった人物にも伝える、そんな意味を持っていると考察します。
そんな、「ギヴン」は過去の後悔や悲しさを引きずる想いを込めたバンドです。
まとめ
今回は「ギヴン」のタイトルの意味について考察しました。
物語でも後半で回収されるタイトルの意味「ギヴン」。
このシーンは誰しもが納得するタイトルだと思います。それぞれのキャラクターの想いが交錯するストーリーです。
BL作品ですが、誰でも心に響く作品なので是非、原作やアニメをおすすめします!
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コメント
コメント一覧 (2件)
雨月の言葉で、タイトルのギヴンの意味が分かった。才能を「与えられた」側の人間、真冬。それだったんですね。
納得。それにしてもストーリーも真冬の歌声も切ないわ。
コメントありがとうございます!
切ないストーリーですよね、その中でタイトルの意味がわかると、「ギヴン」の重みも変わってきますね。
今後ともよろしくお願いします。