サブスクが解禁していない理由は?意味やアーティスト・バンドの条件についても

サブスクリプションサービスを利用している人は近年増加傾向にあります。

Applemusicやspotifyなどで多くのアーティストを定額制で聴き放題する事ができます。

しかし、誰でも知っているようなアーティスト、特に日本では解禁されていない事が多いようです。

今回はなぜサブスクが解禁していないのか理由や意味、条件について考察しました。

目次

サブスク(サブスクリプション)が解禁していない理由は?意味は?

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全世界ですでにサブスクリプションサービスは浸透しており、日本はかなり遅れているのが現状です。

そして、有名アーティストやバンドのサブスクは解禁は徐々にされてきたものの、まだまだ大物は聞けないという場合もあります。

日本の音楽シーンを現在も支えているアーティストや歴史を築いてきた人物も未だ解禁されていません。

また、ジャニーズやハロプロ関係も解禁されていません。

ここ数年でかなり解禁されてきました。

まだ解禁していない理由は以下にあるのではないでしょうか。

  • CD(アルバム)としての形を作品として提供したい
  • レコード会社の意向
  • 特典などの付与の関係
  • CDが売れるからサブスクにする必要はない
  • 個々の取り分を考えて、音楽業界を考えていない

それぞれ解説していきます。

CD(アルバム)としての形を作品として提供したい

数あるアーティスト・バンドはCDを一つの作品として作りあげます。

  • CDのパッケージ
  • 歌詞カードのこだわり
  • 1曲目から最後までのストーリー

など、アルバム作品(ベストは除く)は一つの流れの作品として表現することが多いです。

一つの”物としての”アルバムが1枚で作品であり、サブスクとなると楽曲は聞けても、その他のジャケットを手にとって楽しむ事ができません。

また、アルバムの中のお気に入りの楽曲のみを切り取るということも可能です。

そうなるとアーティスト側の「1枚」としての作品としては「聞き手」に伝わらないと思います。

よって、アーティスト側の意向でサブスクにしたいくないというのもあると考えます。

レコード会社の意向

続いて、レコード会社の意向です。

作品として提供したアーティストとは逆の考えになります。

レコード会社側の判断で盤面(CD)での提供の方が利益や展開がしやすいと考えていると思います。

特に声優やアニメ関連の場合、数字を見た上でサブスクに移行していまうと明らかに売り上げが下がってしまうのではないでしょうか。

数字的に盤面の売り上げが低下・停滞している所でサブスクに移行した方が良いとこどりできると思います。

少しずつ解禁していることも納得できますね。

特典などの付与の関係

なぜサブスクに解禁されないのかと考えたときの一番に思いつくのは、特典などの付与の関係です。

CDの特典は様々です。

  • ライブの抽選関係
  • 握手会の応募券
  • ポストカード

などなど様々なものがあります。

数年前に比べてCDの売り上げは低下しているのは明らかですが、特典を付与していればファンであれば必ず手にしたいものになります。

むしろ、特典目当てだけの人も多いと思います。

曲だけならサブスク配信でも良さそうですが、サブスクで曲のみ視聴する事ができることになるとせっかく売れている商品の窓口を分散してしまいます。

せっかく、特典付きで売れているのなら振り切った方が良いという判断だと思います。

CDが売れるからサブスクにする必要がない

特典と同じ考えですが、CDが売れているのであればわざわざサブスクにする必要はないですからね。

サブスクが主流になりつつある中で、自分の聴きたいアーティストがない。

→結果、CDを購入する。

この流れを引き起こすほどのアーティストであれば、わざわざするサブスクする必要はありません。

むしろ、逆に関係者はその効果を狙っている可能性もあるかもしれまね。

アーティスト側の意向と相乗すればかなりの売り上げが期待できそうです。

ただ、この流れも少しずつ変わってくると思います。

個々の取り分を考えて、音楽業界を考えていない

以上の事を全て踏まえてですが、音楽をビジネスとして運営していくのあれば個々の取り分を考えるのは当たり前のことです。

そもそもサブスクをする事で、より多くの人に全ての音楽を聞いてもらう機会が大幅に増えます。

そうする事で、アーティスト側ももっと多くのファンを自分の作品を届けることができます。

一人のリスナーがもっと多くの曲を聴く、アーティストに対するファンが増える、本当に良い音楽に出会う機会が増える。

最終的に音楽業界全てが盛り上がる結果になると個人的に思います。

目先の取り分・収益を考えれば、サブスクをしない方が良いかもしれません。

しかし、その母体である「音楽業界そのもの」を底上げする方が結果的に儲かると思います。

よって、現在は目先に囚われ、競い合っている状態にあると考察します。

アーティスト・バンドの条件についても

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解禁されていないアーティストは以下になります。(一部)

  • 米津玄師
  • Hi-STANDARD
  • 山口百恵
  • 中島みゆき(Amazonで一部解禁)
  • 倉木麻衣
  • B’z
  • ZARD
  • 郷ひろみ
  • Hey! Say! JUMP
  • Sexy Zone
  • King & Prince
  • 北島三郎

条件としては他アーティストの解禁具合とさ各種サブスクの年齢層などで決定しるのではないかと考察します。

米津玄師さんの場合、幅広い層に指示されているため、今後続々とアーティストが解禁されていく「最後の砦」として解禁されるのではないかと予想します。

ジャニーズ関係については特典などもあるため、今後もしばらくは解禁しないと思います。(嵐は活動休止が決定しているため)

郷ひろみさんや北島三郎さんは年齢層的にサブスクを導入していない世代が多いため、参入はだいぶ先になると思います。

つまり、サブスクへの登録者数・年齢層を見た上で解禁する判断を下しているのではないかと推察します。

まとめ

今回はサブスクが解禁していない理由や意味、アーティスト・バンドの条件について考察していきました。

少しずつ大物アーティストの解禁がされています。

今後登録者がどんどん増加していけば、ほとんどのアーティストがサブスクが主流になるのは間違いないでしょう。

日本では衰退産業とも言われている音楽業界が盛り上がっていく鍵を握るのがサブスクリプションサービスだと思います。

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