2021年4月からアニメ5期(シーズン5)も放送開始となった人気アニメ・僕のヒ―ローアカデミア(ヒロアカ)
その中で、無個性だった主人公・緑谷出久(デク)がオールマイトから継承した個性「ワンフォーオール」
この記事では代々受け継がれてきたワンフォーオールの歴代継承者の個性や能力を考察してまとめています!
【ヒロアカ】 ワンフォーオール の歴代継承者の個性や能力を考察
アニメ「僕のヒーローアカデミア」では、第5期の第3話でついにデク・緑谷出久の面影に歴代のワン・フォー・オールが登場しました。
原作では進んで歴代のワンフォーオールの名前やそれぞれの個性が少しずつ分かってきて、その都度デクはパワーアップ!
歴代のワンフォーオールの詳細とその謎に迫っていきます!
#僕のヒーローアカデミア S5 91話目
— MAKI 🇺🇸 (@Makinekoamerica) April 10, 2021
ワンフォーオールの謎が少しずつ分かっていくの、面白い👍
原作では窓ガラスは割れてなかったと思いますが…アニメ演出的に有りかな。
B組との対決は、心操くんが入って更に面白く…結局、どっちが勝ったんだっけ?と原作読み返しましたw#アニメ好きと繋がりたい pic.twitter.com/FgwrNoBEwi
初代
初代ワンフォーオールはなんと、敵(ヴィラン)連合を影で動かす黒幕・オール・フォー・ワンの弟でした。
異端の個性を持つ人々を仲間に引き込み使い捨てするオール・フォー・ワンと真っ向から対立しますが、敗れています。
ワン・フォー・オールは、オール・フォー・ワンを倒す目的で誕生した個性だったのです。
生前にその能力を発揮することはありませんでしたが、「個性を他者に与える個性」とオール・フォー・ワンが誰かから奪った「力のストック」を移植されています。
ちなみにデクの面影の中にいる個性としての「ワン・フォー・オール」は初代とは別人格で、炎のような姿をしています。
2代目、3代目
2代、3代共にデクの面影に登場しますが……最初、登場したときも、薄ぼんやりと影がかかりよく見えませんでした。
再びデクの面影に現れたときも、他の継承者は椅子に座っているのに、2人だけ壁に背を向け立っており、顔はまだ分かりません。
ヒロアカのメインキャラと何か重大な関わりがあるような気がするのですが……
4代目:四ノ森避影(しのもりひえい)
四ノ森避影(しのもりひえい)は4代目ワン・フォー・オール継承者で、個性は「回避」
ワン・フォー・オールを継承して以来、俗世を離れ18年間仙人のような生活をしました。
それは、オール・フォー・ワンと戦っても勝ち目がないと悟り、力を培うことに専念したからです。
左側の顔にある疵は身体に入ったヒビで、ワン・フォー・オールの能力を保持する限界が来た証拠でした。
個性継承のために命を使い果たし、わずか40歳で老衰しています。
デクは超常解放戦線との戦いの中で「回避」が発動しました。
5代目:万縄大悟郎(ラリアット)
ワンフォーオールの5代目継承者である万縄大悟郎(ばんじょうだいごろう)の個性は「黒鞭」。
ヒーロー名はラリアットで、スキンヘッドのいかつい見た目ですが、中身は優しい男です。
雄英高等学校の合同戦闘訓練の中で、突如、デクに現れた個性「黒鞭」は、身体中から出てくる黒い紐状のエネルギーです。
鞭をしならせて攻撃したり、敵を縛って拘束することもできます。
ラリアットは歴代のワン・フォー・オールのそれぞれ独自の個性を、継承者は受け継いで成長させており、デクにはその個性が次々と出現すると予言しました。
再び現れたときには、デクにワン・フォー・オールの能力の完遂を託します。
6代目:煙(えん)
煙(えん)は6代目ワン・フォー・オール継承者で、個性は「煙幕」。
面影で歴代のワン・フォー・オールが現れたときに登場しました。
黒髪で小柄な男性でしたが、名前も何代目かも不明でした。
超常解放戦線との戦いの後の面影で、5代目ラリアットから紹介されました。
7代目:志村菜奈(しむらなな)
志村菜奈(しむらなな)は7代目のワン・フォー・オール継承者で、個性は「浮遊」。
結婚して子供・弧太郎もいますが、ヒーロー活動で夫も亡くなり、弧太郎に危険が及ばないようにするために、なくなく弧太郎と離れます。
母に捨てられたと思った弧太郎はすっかりヒーロー嫌いになり、そののち企業家として成功をおさめます。
しかし、息子転弧は5歳の時に、祖母がヒーローだったことを知り、禁じられていたヒーロー遊びをします。
それを知った弧太郎は転弧を折檻しますが、そのとき転弧に「崩壊」の個性が発動。弧太郎をはじめ、一族を皆殺しに……
町をさまよっていた転弧を救ったのは、他ならぬオール・フォー・ワンでした。
「死柄木弔」の名前が与えられ、敵連合のリーダーとして育てられますが、そこにはオール・フォー・ワンの隠れた狙いがありました。
デクは超常解放戦線で、「浮遊」の能力を手に入れています。
8代目:八木俊則(オールマイト)
8代目ワン・フォー・オール継承者は八木俊則(オールマイト)で、デクが憧れたNo.1ヒーロー。
オールマイトはデクと同じ無個性だったために、完全にワン・フォー・オールの個性を発揮できました。
雄英高校在学中に、7代目志村菜奈から継承しています。
バトル中は筋骨隆々の肉体でしたが、物語開始より6年前にオール・フォー・ワンとの対決でダメージを受け、後遺症で徐々に変身可能時間が短くなり、いつもはすっかりガリガリに……
神野区で、オール・フォー・ワンと再び戦ったときに、全ての力を使い果たして完全引退。今は雄英高校でヒーローの育成に専念しています。
9代目:緑谷出久(デク)
ご存じ、主人公・緑谷出久(デク)の9代目ワン・フォー・オール継承者です。
デクもオールマイトと同じ無個性だったおかげで、9代目のワン・フォー・オールを継承することができました。
デクの能力については次章以降深堀していきます
ワンフォーオールが呪われた力と言われる理由
ワン・フォー・オールが「呪われた力」と言われるのは、継承者のノートが4代目だけ死因が書かれなかったことが発端です。
のちに4代目がデクの面影に登場した時に、その死因が明らかになりました。
なんと
死因は老衰。
個性を持った者がワン・フォー・オールを継承するとエネルギーを消費し、若くして命を落とす事実が判明しました。
誰かに殺されたワケではありませんが、個性を持った継承者にとっては十分呪われた力かもしれません。
オールフォーワンとの関係は?
兄・オール・フォー・ワンを倒すため、弟は初代、ワン・フォー・オールの力を生み出しました。
それを受け突いた7代目志村菜奈は、ワン・フォー・オールに殺されます。
また8代目オールマイトはワン・フォー・オールとの戦いで引退を余儀なくされています。
菜奈の孫・転弧は死柄木弔になっていますが、オール・フォー・ワンは衰えた肉体のかわりに死柄木弔の身体を奪おうとしています。
その上で、デクのワン・フォー・オールの力を奪って、完全に自分に敵対する因子を葬り去ろうとしています。
デクはワンフォーオールの完遂を託された?
超常解放戦線との戦いで意識をなくしたデクに歴代のワン・フォー・オールが現れます。
戦いの4ヶ月前に、デクの中でワン・フォー・オールの力が急速に成長し、おぼろげだった継承者たちの意識は輪郭を帯び、継承者同士でコミュニケーションをとれるようになります。
さらにオール・フォー・ワンと対峙したことで、より継承者の能力が現れやすくなりました。
4代目・四ノ森から個性を持った者がワン・フォー・オールを継承した場合、その能力を発揮しきれずに、短命になる事実が知らされます。
個性因子を持つ者は、ワン・フォー・オールの個性とぶつかっってしまうからです。
ワン・フォー・オールを自分の個性にできるものは、デクやオールマイトのような「無個性」即ち持たざる者でなくてはならなかったのです。
もし同じように「無個性」でかつ力を欲している者が現れない場合は、デクは最後のワン・フォー・オール継承者ということになります。
さらに菜奈から、孫・死柄木弔を殺すして欲しいと頼まれますが……デクは、オール・フォー・ワンに身体を乗っ取られる危険がある死柄木弔を「救(たす)けたい」と申し出ます。
菜奈は孫弟子の優しい心づかいに、「いい弟子を持った」と涙します。
雄英高校を出たデクは新たなワン・フォー・オールの個性を発動!
歴代のワン・フォー・オールの8人の個性と能力が蓄積がされているのはデクだけの能力のようです。
最初は合同訓練の時に5代目の個性「黒鞭」が発現します。
最初はコントロール不能でしたが、冬休みでエンデヴァーの元でインターンをしている時に力の調整を習得しました。
続いて、超常解放戦線との全面対決で、死柄木弔と戦ったときに、7代目の個性「浮遊」、4代目の個性「危機察知」の能力が開花しています。
そして、雄英高等学校を離れたデクは単独でヒーロー活動を開始します。
そのときには6代目の個性「煙幕」を発揮しています。
ワン・フォー・オールの力の成長により、各継承者は戦いの最中に、デクの側に現れて、アドバイスできるようになっています。
まとめ
本記事では主人公・デクがオールマイトから継承した個性「ワンフォーオール」について考察してきました!
デクは煙から、それぞれの継承者の「個性」は単体では必殺になりえないので、敵を攻略するうための道具として役立てろとアドバイスされました。
まだ、2代目、3代目の正体、個性はあきらかになっていませんが、漫画「僕のヒーローアカデミア」はいよいよ最終章に突入、オール・フォー・ワンとの宿命の対決が待っています!
2021年4月からはヒロアカ・アニメ5期も放送開始していますので、漫画、アニメともに目が離せませんね!
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