感染症の影響を受け、数多くのアニメが延期となる中、NHKで放送中の「キングダム」の代替え番組に名作「未来少年コナン」が再放送されます。
かつてリアルタイムで視聴していた人も、見た事がない人もおすすめの作品になります。
今回は、そんな未来少年コナンの最終回の結末についてネタバレしていきます。
また、ヒロインであるラナのその後についても考察していきます。
➡ 📺放送情報📺#未来少年コナン が5月4日よりNHKで放送開始🎉 — 日本アニメーション株式会社 広報 (@nichiani_koho) April 27, 2020 未来少年コナン 最終回まで観れなかったから結末知らないんだけど26話しかないんだ — メイジドラキー (@renminka) April 27, 2020 NHKは27日、新型コロナウイルスの影響で延期となったテレビアニメ『キングダム』(NHK総合)の代わりに『未来少年コナン』を放送することを発表した。 4月5日から放送されている『キングダム』第3シリーズ。公式サイトでは「充分な準備期間を設け制作を進めておりましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する政府の緊急事態宣言の発令により、当初予定しておりました制作スケジュールに大きな影響が出ていることから放送を延期させて頂くことになりました」と5月3日の第5話以降が放送延期となった。 そして『キングダム』に代わり、放送されるのは不朽の名作SFアニメの『未来少年コナン』と発表された。演出を手掛けたのは日本アニメ界を代表する宮崎駿監督。42年前にNHKで放送され、人気を呼んだ『未来少年コナン』が総合テレビに復活する。最終戦争後の荒廃した地球で、人類の存亡をかけて立ち上がる少年コナンの冒険物語となる。 『未来少年コナン』の放送時間は『キングダム』とは違い、毎週日曜の深夜0時10分からとなる。『キングダム』の再開時期については決まり次第、公式サイトなどで発表される予定。 ■『未来少年コナン』あらすじ ある日、コナンと同世代の少女ラナが島に流れ着く。他にも人間が生きていることを知って喜ぶコナンだが、科学都市インダストリアの兵士たちがやって来て、ラナはさらわれてしまう。ラナを助けるため、コナンの大冒険が始まる。 引用元:毎日新聞 『未来少年コナン』は1986年に放送された作品であり、かの有名なスタジオジブリの監督であった宮崎駿さんが手掛けています。 おおまかなあらすじとしては、主人公のコナンとその仲間たちが文明崩壊後の世界をたくましく生きる物語になります。 ネタバレを含むのでご了承ください。 最終回の前話「インダストリアの最期」では、ギガントに乗り移ったコナンたちは砲塔を占拠、ギガント自身に対して砲撃を加えていきます。 その砲塔も吹き飛ばされ、しかたなくコナンたちは翼の上を走って胴体の部分に侵入。内部を次々と破壊していき、インダストリアは最期を迎えます。 そして、それぞれバラバラに。 コナンの親友であるジムシーは「あいつ生きてりゃいいけどな」といいます。 身体能力がとんでもないコナンであれば大丈夫だとろうと思いながらも心配する親友・ジムシー。 船の客室にいるラオ博士に、ラナがギガントの最後の姿を伝えました。 その時、コナンの事が心配な孫娘であるラナはラオ博士に想いを吐き出します。ラナのテレパシーの能力を持ってしてもコナンを見つけることができていませんでした。 しかし、ラオ博士の語り掛けにより、再びこんなにテレパシーで呼びかけるラナ。 そして、漂流物にまたがり大海原をオールで必死にこいでいるコナンの姿を発見する事ができます。 ラナはテレパシーで発見したコナンの居場所をダイス船長に伝え、迎えにいきます。 コナンは無事に救出され、歓喜しています。 コナンが無地に帰還したことをラオ博士に伝えに行きます。 ラオ博士はコナンにラナを頼むと伝え、コナンとラナの手を取り、 「これからは君たちの時代だ」と遺言を残し、息を引き取ります。 ダイヤ船長とモンスリーの結婚式、バラクーダー号の進水式がハイハーバーで行われます。 モンスリーの名言である「バカね!」を結婚式でもいいます。 バラクダー号はガル手製爆弾で座礁しますが、最終回では修理され、残されたコナン・ラナ・ジムシーたちを乗せて「のこされ島」へ向かいます。 最終回の最後の地は「はじまりの地」である「のこされ島」へ。 そこは地殻変動を起こしています。 その新大陸はおじいのロケット小屋がある島であるという衝撃な結末に感動します。 そして、『未来少年コナン』は幕を閉じます。 この結末には、第1話で旅立つシーンと最終回では状況が対象的に変化している事を振り返り感動するストーリーになると高く評価されています。 原点から成長し、環境が変化したコナンの取り巻きを知る事ができます。 第1話ではロケット小屋のある島しか知らなかったコナンが冒険の中で、仲間たちと出会い成長を遂げ、元の場所へ戻ります。 原点回帰するものの、かつての「おじい」が亡くなったことを乗り越え、大きく成長したコナンを初めの舞台で描かれています。 まさに一つのストーリーが円環のごとく、つながっている点が素晴らしいですね。 未来少年コナンの個人的見どころは、コナンとラナが完全にデキてるのを察して、ジムシーがあの顔に似合わずスマートに距離をとってあげてるところ。コナン×ラナとジムシー×ラナで全然空気感が違うのにも注目してほしい。 pic.twitter.com/VfMYhBQtSS — あさぎ (@asagi_s_n) April 27, 2020 「未来少年コナン」のラナとアジサシたちにもイメージが似ているとのご指摘がありましたので、アジサシのテキィと話すラナも置いておきます。#未来少年コナン 第1話「のこされ島」より pic.twitter.com/roxmIEebbh — ひぞっこ (@musicapiccolino) September 18, 2019 気になるのは最終回後の世界ですね。 こちら気になるのは、原作の最終回はどうなってなっているのかを抑えておきたいですね。 未来少年コナンの原作はアレグザンダー・ケイ作「残された人びと」という作品です。 この作品では、ラナとコナンの関係性も異なります。 主人公・コナンは残され島に流れ着いたヒロイン・ラナと出会う。親友以上の関係。 旧知の間柄。親友。片や無人島とインダストリアを舞台に道を切り開こうとするコナン。片やハイハーバーを舞台に道を切り開こうとするラナ。二人の主人公という印象だ。 となっています。 そして、原作での最後は、大津波がハイハーバーを襲うため、右葉曲折あり、避難勧告を出します。そこで、物語は終了します。 アニメ版のような最後で仲間たちを引き連れ、最初の「のこされ島」に戻る展開はオリジナルとなっています。 ラナのその後については、おそらく新たな文明を築いていくための重要な役回りとなると思います。 テレパシーを使用できることも含め、発展に大きく貢献すると思います。 気になるのは、コナンとどうなるのかという事です。 結婚するのではないかと言われていますが、おそらく結婚はないと考察します。 なぜなら、夫婦以上の関係に2人はなっていると考えるからです。 もはや、そのような婚姻の必要もなく、それぞれがこれからも今作のストーリーのように信念を元に進んでいくと思います。 「未来少年コナン2」という作品があり、1999年〜2000年に放送されましたが、こちらは全く別物となり、15話から「タイガーアドベンチャー」ち作品名を改変されました。 よって、ラナのその後はそれぞれ視聴者が思い浮かべるストーリーが正解だと思います。 宮崎駿監督らしい、物語だと思いました。 今回は、未来少年コナンの結末の最後(最終回)をネタバレ!ラナのその後についても考察してきました。 すでに初回放送から30年以上の月日が経過していますが、色あせない名作です。 是非、まだ見た事ない人は「古いアニメ」という固定概念を捨てて、見てもらいたいですね。 全26話、あっという間に見れます。 アニメ延期で「キングダム」の続きが見れないのは残念ですが、未来少年コナンを是非、楽しんで欲しいですね!
放送時間は毎週月曜日 午前0時10分~0時40分です!
是非ご覧ください😉#nhk pic.twitter.com/2UcVKs266B
最終戦争で地球は荒廃し、人類は絶滅の危機に…。20年後、自然がよみがえってきた世界。のこされ島には、おじいとコナンが2人だけで暮らしていた。ダイス船長とモンスリー再会
テレパシーでコナンを発見
ラオ博士の遺言・別れ
結婚式(ダイス船長とモンスリー)とバラクーダ号の進水式
原点である「のこされ島(ロケット小屋)」へ
ラナのその後についても考察(原作との違いは?)
まとめ
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