未来のミライはなぜアカデミー賞にノミネートした?賛否両論な理由についても

細田守監督の作品「未来のミライ」。

今作はアニメ界のアカデミー賞に位置付けられるアニー賞・長編インディペンデント作品賞を受賞しました。

しかし、日本では賛否両論であり、細田守監督の作品でも酷評する人も少なくありません。

今回はなぜ、「未来のミライ」がノミネートされたのか考察していきます。

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目次

未来のミライはなぜアカデミー賞(アニー賞)にノミネートした?

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未来のミライがアニー賞(アニメのアカデミー賞)になぜ、受賞したのでしょうか?

世界中のアニメーション作品、関係者を対象とした賞のこと。国際アニメーション協会(ASIFA)主催。アニメーション界で最高の権威をもつものとされている。ASIFAのハリウッド支部に所属する会員の投票によって各賞が決められる。1972年、アニメ界に貢献した人物への功労賞として発足。92年より現在の形式となった。2002年、宮崎駿の「千と千尋の神隠し」が長編アニメ映画・監督・脚本・音楽の全4部門を制覇して以降、日本作品も幾度となく入賞している。14年2月1日に授賞式が行われた第41回では、宮崎駿が長編アニメ部門の脚本賞を、野口孝雄が最優秀キャラクター・デザイン部門賞を、大友克洋がアニメの振興に貢献した人物に贈られるウィンザー・マッケイ賞を受賞した。

引用元:コトバンク

アニー賞に関しては明確な審査基準などはネット上でも見つける事ができませんでした。

ですが、過去に4部門を制覇した宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」であれば文句なしの作品でした。

今回の「未来のミライ」が受賞した賞は、アニー賞の中でも、「長編インディペンデント作品賞」です。

この部門は、独立しているアニメーターや国際的なスタジオによる作品など、アメリカ合衆国で広く公開されていない長編アニメーション映画を対象としている賞です。

よって、アメリカで広く普及させたい日本アニメ映画を選定する賞になります。

アメリカ側のアニメ関係者が高く評価した事がノミネートされた理由になります。

アメリカが日本のアニメーションを高く評価しているのは、内容よりも構成や映像美など技術面な部分に重点を置いています。

「千と千尋の神隠し」や「未来のミライ」では映像美や技術的な面でどちらも優れていたため、受賞しました。

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「未来のミライ」が賛否両論な理由について

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しかし、日本国内では「未来のミライ」は賛否両論あり、なぜアニー賞を受賞したのかわからないという声も多数ありました。

その理由は、一般的な作品と比べ理解する事が難しく複雑である事です。

例えば、先ほども紹介した、宮崎駿監督の作品「千と千尋の神隠し」で考えると、内容的にも「起承転結」共に、最初から最後まで綺麗にまとめられていました。

それ故、年齢や性別を選ばず幅広い人に感動を与える作品になりました。

しかし、「未来のミライ」はあえて、年齢や性別なども絞った上で、更に内容に関しても視聴者側に様々な想いを抱かせ、考えさせるストーリにしています。

作品としての面白さは表面的な部分では理解できない事が多いからです。

特に、細田守監督の作品であれば、「時をかける少女」や「サマーウォーズ」は同じ監督でありながらも、「千と千尋の神隠し」ほどではないものの、設定や世界観はわかりやすかったです。

その差から、未来のミライが賛否両論であると噂されている理由になります。

まとめ

今回は、未来のミライがなぜアカデミー賞に受賞したのか、賛否両論されている理由について考察しました。

  • アメリカの評価基準に該当したため、ノミネートした。
  • 複雑な内容・過去作と比較されてしまい、賛否両論になった。

と考察しました。

もしかすると、話題性を持たせるために、作品の方向性を変えた可能性も否定できませんね。

何度も見直す事で、良さがわかる作品である事は間違いありません。

個人的には、細田守監督の過去作の中でも、一推しの作品なので、ロードショーの前に下調べしておきましょう!

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