藤原竜也さん主演の映画「カイジ」は福本伸之さんの「博打黙示録カイジ」が原作となっています。
あくまで原作であり、劇場版映画では大元のストーリーは一緒ですが、細かい部分で設定が異なります。
今回はその違いについて、紹介していきます。
カイジ・人生逆転ゲーム1作目(映画)と原作の違いは?オリジナル設定は?
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#カイジ人生逆転ゲーム
🍺金曜よる9時🍺監督:#佐藤東弥
原作:#福本伸行
脚本:#大森美香
出演:#藤原竜也,#天海祐希,#香川照之,#山本太郎,#光石研,#松山ケンイチ,#松尾スズキ,#佐藤慶#カイジ #カイジファイナルゲーム #圧倒的 #ざわざわ pic.twitter.com/xxLActiPQs— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) January 14, 2020
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早速、原作と映画の違いについて紹介していきます。
おおまかなストーリーは原作との違いはありません。
その中の設定が少しずつ変化している部分があります。原作コミックの尺で言えば、かなりの巻数をまたぐため、そのままでは映画の尺に収まらないための改変だと思われます。
特にその中でもエスポワールでの「限定じゃんけん」利根川と勝負した「Eカード」の内容が大きく異なります。
それぞれ紹介していきます。
借金の取り立て遠藤が男性?(遠藤雄次)
#カイジファイナルゲーム
#カイジ
人生逆転ゲームの頃からずっとおかしいと思っていたんだがいつから遠藤は女になったヽ(`・Д(`・Д(`・Д(`・Д・´)Д・´)Д・´)Д・´)ノ pic.twitter.com/MlFWLviZaN— Ютака Элегия@ Также известный как Люцифер (@yutakaex) January 12, 2020
カイジの元に借金の取り立てにやってきた人物が映画では天海祐希演じる「遠藤凛子」という人物です。
しかし、原作では同じ苗字の「遠藤」ですが、性別は異なり「遠藤雄次」という名前の男性になります。
この辺の設定に関しては、恐らく男性キャストの出演が多い中での華を添える意味で出演させたと思われます。
利根川の焼き土下座はカット
焼き土下座にみえた https://t.co/mscnpbaSxS pic.twitter.com/zlGG2PXQmC
— pope (@pope04156339) January 16, 2020
利根川はカイジに負けてしまうのですが、その後の結末が異なります。
- 実写映画版・・・地下強制労働施設へ送還
- 原作・・・焼き土下座
と結末が異なっています。
漫画では、Eカードに敗れた利根川幸雄が「帝愛グループ」の総帥・兵藤 和尊の前で行なう「焼き土下座」が執行されます。
高温に熱せられた鉄板の上でおでこが付くまで土下座をする拷問。
映画版ではこの下りはなく、敗北者として地下強制労働施設へと送られます。
以上に加え、細かい設定が変更されれているのは「限定じゃんけん」「Eカード」の内容です。
詳しく解説していきます。
限定じゃんけんの違い
じゃんけん大会、今年は限定じゃんけんにしようよ。これならずっとチョキとかできないし。ただ、ルール理解できないメンバーがいそうだけどw pic.twitter.com/FNalOUAPpY
— ハメさん (@sekai_z) August 10, 2016
限定じゃんけんのシナリオは「エスポワール」の船内で行われる最初のゲームです。
原作で言えば、第1章「希望の船」をまるまる使用したゲームになります。劇場版の尺の関係で、かなり展開が早くなっており、それも考慮し設定が変更されています。
・制限時間が30分
・星を1個100万円(計300万円)で買ってエントリーする。
・現金そのものの貸付はなし。
・原作での掛け声「チェック・セット・オープン」が「ジャン・ケン・ポン」に変更。また、「ケン」の部分で選択したカードを伏せる設定はなし。
・別室送りにされた者はそのまま地下帝国の強制労働施設(後述)へ送られる
・ゲーム終了後の星売買のシーンがない。
以上細かく見るとかなり変更ポイントがある事がわかります。
このゲームを映画版では30分程度でまとめられています。
原作ではかなり心理戦が描かれていますが、映画版ではかなり早い展開です。
Eカードの違い
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命懸け究極ゲーム3️⃣
【Eカード】
皇帝・市民・奴隷
3種類のカードゲーム巧みな心理戦‼️
鬼気迫る対決‼️
カイジ⚔️利根川因縁の勝負の行方は今夜9時#カイジ人生逆転ゲーム #藤原竜也 #香川照之 pic.twitter.com/fBtbHfEwDk
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) January 17, 2020
では、続いて変更点がわかりやすいのが「Eカード」のゲーム設定です。
・展開が早い
・カードの交換はなし
・賭けたものが違う
・奴隷側の優位性
それぞれ解説していきます。
展開が早い
展開が早いのは、上記でもあったように「限定じゃんけん」と同様の尺の問題です。
原作では第2章「絶望の城」でのエピソードになります。
- 鉄骨渡り
- Eカード
映画でも登場する2つのゲームが詰め込まれています。
※「ティッシュ箱くじ引き」は原作のみ
スピード感ある感じです。この展開を早めるためにも設定は変更されています。
手持ちカードの交換なし・勝負の回数
原作と映画ではカードの交換が異なります。
手持ちカードの交換がありで、勝負の回数が12回
手持ちカードの交換がなし、勝負の回数は3回
交換カードなし、勝負回数もおよそ4分の1で終了しています。
賭けたものが違う
Eカードの賭けたものが異なります。
- 映画版・・・「現金」
- 原作漫画・・・「聴力」
原作とでは全く賭けるものが異なっています。
原作ではカイジは自分の聴力を失い耳が無くなる描写があります。
「金は命より重い」というセリフもあるので、なんともですが、対価が違いすぎますね。
奴隷側の優位性
Eカードのルールで、奴隷の優位性が異なります。
映画版のEカードでは、カードを出す順番は常に「奴隷」が先に出す事がルールとなっていました。
奴隷で勝つと賭けた金額が10倍の値段になるので、形勢逆転するためのルールになっていると思います。
より短いターンで、ドラマチックな展開にできるルールですね。
短い尺で持っていく設定になっています。
まとめ
今回はカイジ(映画)と原作の違いについて紹介していきました。
映画一本にかなり詰め込んだなと思いましたが、上手く改変しておりスムーズにストーリーも進みます。
「限定じゃんけん」だけで1本の映画になりそうですよね。
この後の2作目、最終章にも上手く繋いでくれる序章の一本としては非常に楽しめる作品だと思います。
もっと心理戦を楽しみたい人は、是非原作のカイジをおすすめします!
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