蜂楽廻(ばちらめぐる)の名言と能力や経歴とは?

蜂楽 廻(ばちら めぐる)とは、「ブルーロック」に初期から登場している主要人物です。

今回は、彼の能力や経歴、そして作中における名言を紹介していきたいと思います。

目次

蜂楽廻(ばちらめぐる)の名言5つ

明るい性格で、どんなピンチも笑顔で切り抜ける彼は、チームのムードメーカー的存在と言えます。

しかし、初登場時に一人だけ寝ていたり、ブルーロックという特殊な環境にいち早くなじんでいた彼は、ほかの登場人物の中でも異彩を放っていました。

だからこそ、一見つかみづらい、どこか読めない性格の彼から発せられる、人間らしいセリフはとても印象的です。

今回は、その中でも蜂楽のエゴイスト溢れた名言5つを紹介していきたいと思います。

俺の中の”かいぶつ”が言っている…「絶体絶命ってやつはビビる局面じゃない!ワクワクする舞台!」

「4巻28話」

1次選考の最終試合、凪 誠士郎(なぎ せいしろう)率いるチームVの圧倒的な戦力差に、戦意を失った味方であるチームZに放ったセリフです。

試合序盤、チームZは作戦通り、上手く連携を使い、ボールを繋いでいました。
ところが、凪の神がかったプレーを機に、チームZは一気に0-3という点差をつけられてしまいます。この絶望的な点差を前にチームZは、戦意を喪失してしまいます。

しかしその中で、蜂楽1人だけがこの状況を楽しんでいました。
負けたら終わるこの状況においても、蜂楽は純粋に強敵を倒したい、と心の底からサッカーを楽しんでいました。

その結果、見事1点をもぎ取り、それがチームZの反撃の幕開けとなりました。

俺が欲しけりゃ奪いに来い!俺は俺の中のかいぶつに従う

「6巻49話」

2次選考で、糸師 凛(いとし りん)達TOP3に敗北し、敵チームに引き抜かれた蜂楽が、潔 世一(いさぎ よいち)に言ったセリフです。

今まで一緒のチームだった2人が、引き抜かれたことにより、共に戦う仲間から、追いかけるべき存在になってしまいます。

初めて会った時から潔に対して何かを感じ、最後まで一緒にプレーしたいと思っていた蜂楽から出たこのセリフは印象的でした。

共に戦ってきた蜂楽だからこそ、潔はこんなところで終わるところではない、必ず這い上がってくると確信しているのが分かるセリフです。

嫌だ‼︎嫌だ‼︎嫌だ‼︎今はもうキモチとかエゴとかどーだっていい 死んでも勝つ!!!

「10巻82話」

2次選考のTOP3+蜂楽のチームと戦った際、高次元な読み合いの中でプレーする凛と潔を目の当たりにした際のセリフです。

初めは2人を試していた蜂楽ですが、試合が進むにつれ、実際には自身が試されていた事に気付きます。

今のエゴでは2人の世界に届かないと感じ、自身の足りないエゴは何かを考え始め、試合に集中できなくなってしまいます。

どんどん知らない世界に行く2人の眼中に、自分の姿がないと感じた蜂楽は、このままでは一緒にプレー出来なくなることを悟ります。

そう感じた瞬間、蜂楽の中で自身のエゴやキモチよりも、とにかく勝ちたいという感情に支配されます。

今まで”かいぶつ”の声に応じて、求められるサッカーをしていた蜂楽が初めて、自身のサッカーを捨てようとするシーンです。

ボールと一つになることが俺の全てでサッカーをする理由なんて本当はそれだけでいい!!

「10巻84話」

2次選考の試合終盤、進化を遂げる蜂楽が自身に問いかけたセリフです。

ひとりぼっちでサッカーをしていた蜂楽にとって、潔という存在は心地よいものでした。
そして、いつの間にか自身の生きがいだった”かいぶつ”が、潔へと代わってしまっていました。

しかし、この先の世界に追いつく為に、蜂楽は”かいぶつ”なしで戦う事を決意します。

今までと打って変わった、蜂楽のエゴむき出しの荒々しいドリブルに、潔も何かが違うことを感じます。

すぐさま3vs1で挟み込まれた蜂楽でしたが、そこで初めて、自身の原点であったひとりぼっちのサッカーを受け入れる事にしました。

幼少期の、ひたすら楽しかった頃のサッカーが、自身のエゴだと気づいた蜂楽は、守備を突破し、そのままゴール目掛けて、足を振り抜きます。

お前無しで戦えるようになった俺はお前がいるともっと楽しい

「11巻86話」

試合終盤、多数に囲まれた蜂楽でしたが、彼の今のサッカーにパスという選択はなく、自身のエゴに従い、シュートを決めに行く選択をとりました。

その誰にも読めなかった蜂楽の選択を、たった1人読んでいた潔は、彼のシュートを見事防ぎました。
しかし、防いだボールが落ちた先には、凛がおり、結果的に蜂楽のチームの勝利で試合は終えました。

試合を終え、無事潔を奪い返した蜂楽が潔に言ったのが上記のセリフです。

ひとりぼっちでサッカーをするのが怖かった蜂楽は、この試合を機に、ひとりで戦える強さを得ました。

そのひとりでも戦えるようになった世界に、あの時、潔だけが来てくれました。

お互いが居なくても戦えるけど、お互いがいたらもっと楽しい、という上記のセリフは、蜂楽から潔への相棒として信頼の高さが伺えます。

蜂楽廻(ばちらめぐる)の能力とは?

圧倒的なドリブルセンスと、正確無比なパスです。

幼少期に、周りから自分のサッカーを理解されなかった蜂楽は、いつしか自身の中に”かいぶつ”という空想の存在を生み出すようになります。

その経験が、数々の強敵に対しても発揮され、特にドリブルでは、さまざまな技を繰り出し、DFを置き去りにするシーンもありました。

また、パスセンスも非常に優れています。
潔をはじめ、他のメンバーに絶好のパスを出してきた蜂楽は、数々の試合で勝利に貢献してきました。

さらにそうした技術面だけに限らず、精神面においても、非常に安定しています。
無邪気で明るい性格の裏で、土壇場でも決して諦めることなく、その状況を楽しむ余裕を持ち合わせています。

その姿に、味方も感化され、チームの士気が高まる場面は印象的でした。

蜂楽廻(ばちらめぐる)の経歴

今となっては、天真爛漫でチームのムードメーカー的存在の蜂楽ですが、ブルーロックに入る以前は周りからの理解を得られず、ひとりぼっちでサッカーをしてきました。

その孤独さを埋めるために生み出されたのが”かいぶつ”です。
ブルーロックに入った理由も、自身と同じように心の中に”かいぶつ”を持っている選手に出会う為でした。

そこで、主人公の潔に出会い、彼の中に”かいぶつ”の存在を感じ、一緒にプレーしたいと思うようになります。

入寮テスト

12人のルームメイト同士で、ボールを当て合い、当たった人がオニになる、「オニごっこ」が開始されます。また、タイムアップ時点でボールを持っていた人は脱落となってしまいます。

最初は寝ていた蜂楽でしたが、五十嵐 栗夢(いがらし ぐりむ)に狙われた途端、蹴りを繰り出し、このゲームに参加し始めます。

その後、「潰すなら1番強い奴っしょ♪」と、潔からボールを奪い、この中のトップの順位である吉良 涼介(きら りょうすけ)を狙い打ちします。

トリッキーな動きで吉良を翻弄し、キックミスと思わせ、潔と絶妙なパスを通します。そし、そのままダイレクトで当て、吉良を脱落させ、無事1次選考へと通過するのでした。

1次選考

全5チームによる総当たりリーグです。勝ち点上位2チームが勝ち上がり、下位3チームが敗退になります。しかし、その中で最多得点を得た選手はチームの順位関係なしに勝ち残れるルールです。

蜂楽は、潔と共にチームZとしてプレーすることになります。

チームX戦では、馬狼 照英(ばろう しょうえい)を中心にしたチームワークで、5点の大差をつけられてしまいます。しかし、その中で一矢報いようと、潔と国神 錬助(くにがみ れんすけ)と協力して1点をもぎ取ることができました。

チームY戦では、巧みなドリブルとパスで相手を翻弄し、最後は潔へのアシストにより、勝利することができました。

チームV戦では、凪 誠士郎(なぎ せいしろう)、御影 玲王(みかげ れお)、剣城 斬鉄(つるぎ ざんてつ)の3人の圧倒的な戦力差の前に、チームZは戦意を喪失してしまいます。

しかし、蜂楽だけは諦めていないどころか、この状況を楽しんでおり、たった1人で1点を取り返すことに成功します。

この蜂楽のプレーをきっかけに、チームZは息を吹き返し、見事勝利することができました。

2次選考

3人1組でチームを組み、5点先取したチームが敗者から1人引き抜き、次のステージに進むことができます。

蜂楽は、潔、凪とチームを組み、初戦を迎えます。相手は、糸師 凛(いとし りん)、蟻生 十兵衛(ありゅう じゅうべえ)、時光 青志(ときみつ あおし)のブルーロック最強といわれる3人です。

先制点を奪うものの、技術はもちろん、フィジカルでも敵わず、敗北してしまいますが、蜂楽はパス能力を評価され、凛のチームに引き抜かれることになります。

その後、潔が新たなメンバーを引き連れ、蜂楽のチームに挑んできます。

互いにハイレベルな試合をしていく中で、特に凛と潔のプレーに圧倒され、蜂楽は自身が置いてかれたような感覚に陥ります。

プレーにも集中できなくなり、このままでは2人と一緒にサッカーが出来なくなると感じ、今までの自身のサッカーと決別することを決めます。

今まででは考えられないような、エゴむき出しのサッカーを見せた蜂楽は、DFを突破し、自身でシュートを決めに行きます。惜しくも潔に止められてしまいますが、溢れたボールを凛が押し込み、蜂楽のチームは勝利します。

そして、凛が潔を引き抜き、3次選考へと進みます。

3次選考

初めに、世界選抜との5vs5が行われますが、世界の壁は高く、なすすべなく敗北してしまいます。しかし、この試合は勝ち負けは関係なく、U-20代表選抜の査定であった事が後に知らされます。

本来であれば、ここで3次選考は終了する予定でしたが、ブルーロックを潰したい日本サッカー協会への挑戦状として、急遽U-20代表との特別壮行試合を行うことになります。

そして、そのチームを作るために行われたのが適正試験になります。

まず、3選考突破時のTOP6を中心に、チームが分けられます。そこから残りの選手が自身でチームを選び、5vs5の試合を行います。
TOP6以外の選手は、入ったチームの主力に適合できるかどうかを1試合の中で問われます。

7位評価だった蜂楽は主力には選ばれませんでしたが、特例で2回試合に参加することができます。

蜂楽は、凛と士道 龍聖(しどう りゅうせい)率いるAチーム、凪と雪宮 剣優(ゆきみや けんゆう)率いるCチームの試合に参加し、Aチームで、1得点をあげ、勝利に貢献しました。

その試合の評価により、U-20代表戦でメンバーに選ばれる事ができました。

まとめ

この記事では蜂楽の名言や能力、経歴について紹介してきました。

トリッキーなプレイで敵を翻弄する蜂楽の本音やエゴが描かれる事で、より一層魅力的なキャラだと感じました。

自身の中の”かいぶつ”と決別して、今までのサッカーを捨てた蜂楽が、これからどんなサッカーをしていくのか、楽しみです。

ここでは取り上げていないU-20代表戦は、原作14巻-17巻で描かれております。
今回紹介した蜂楽も出てきますので、これを機に、原作を読んでいなかった方も、ぜひ読んでみてください。

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