天空の城ラピュタに登場するポムじいさん。
ドーラ一家に追われ谷の底へ落ちますが、シータの持つ飛行石の力で無事に着陸します。その洞窟の中で出会うおじいさん。
今回はそのポムじいさんの正体は何者なのか、設定やセリフの「小鬼」の意味についても紹介します。
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もくじ
天空の城ラピュタ・ポムじいさんの正体は何者?(裏設定)
さあ、来週はポムじいさんにあえるね❤❤❤❤❤#天空の城ラピュタ pic.twitter.com/SF9U9Aa3fP
— 🦄 (@bz921_yt_) August 23, 2019
そういえばラピュタの話に謎は多いけどムスカの出生よりドーラの若い頃よりわしポム(?)じいさんの正体のほうが気になるよ一番の謎だよ
— 桃子♡黒金クラッセ並行 (@momokohissiotu) May 5, 2014
これ、以前岡田斗司夫さんがニコ生で話していたのだけど、宮崎監督がラピュタを作っていた時に、スタッフにある質問をしたという話がある。曰く、ポムじいさんは何者なのだと思う?という質問で。スタッフは頭をひねってひねって、ポムじいさんはラピュタ人の末裔だと思う、と答えたと。
— ええな@豚バラ🐽ばらまくニャ (@WATERMAN1996) July 15, 2018
物語中盤で登場する、ポムじいさん。
パズーと面識があり、石に詳しくパズーとシータがラピュタの存在を確信する情報を与えてくれる、大事なキャラクターです。
その正体については、公式では発表されておらずネット上でも様々な憶測が呟かれています。
- 裏切り者(政府軍の内通者)
- ラピュタ族の末裔(生き残り)
- ラピュタ族と深く関わりを持った人物(地上人の長)
この2つの可能性が高いのではないかと考察します。
それぞれ解説していきます。
裏切り者(政府軍の内通者)
ラピュタのキャラではダントツでポムじいさんが好きなんだけど、ポムじいさんで検索すると「ポムじいさん 裏切り」とか出てて、もっと好きになった。二度惚れた。 pic.twitter.com/XJ8X60gFHa
— ささささち (@sasasasachi0000) May 20, 2017
まずは政府軍の内通者・関係者である説です。よって、裏切り者ではないかという説です。
ポムじいさんと洞窟の中で2人に飛行石の秘密を教えてもらいます。しかし、洞窟から出た所で、政府軍が登場し2人は捕まってしまいます。
よって、ポムじいさんは政府軍に2人の居場所を伝えた、または洞窟内で時間稼ぎをしていたのではないかという仮説が立ちます。
そして、パズーはポムじいさんと面識があります。そこで裏切り者だったという事になります。
しかし、この説に関してはこじ付けのように感じます。ポムじいさんは2人に接する態度に悪意などは全くなく、単純に飛行石をシータが持っていることにも驚いています。
優しい人柄からも、個人的には否定したいポムじいさんの正体ですね。
ラピュタ族の末裔(生き残り)
身近に設定厨いるのほんときつ。最近パヤオの番組かなんかやったんか知らんけど実はポムじいさんはラピュタ族の末裔で~とか話されても裏話とか本当にどうでもいいし気持ち悪い
— えふぁ@ひのはね (@efahino) January 11, 2018
一方、ラピュタ族の末裔ではないかという説もあります。
老人なこともあり、天空の城ラピュタが繁栄していた頃の当事者であるのではないでしょうか。
その理由として、飛行石の事やラピュタの事についてかなり詳しい事が謎ですよね。もしくはラピュタ族ではなくても、少なからず関係者である可能性は非常に高いです。
自分から名乗り出さないのは、かつての地上人から迫害を受ける可能性も考えて黙秘しているのかもしれません。
老後は坑道でひっそり暮らしていると考えると、否定できない説になります。
ラピュタ族と深く関わりを持った人物(鉱夫の長)
ラピュタ観てるんだけど、地下坑道で会ったポムじいさんは700年前に飛行石を採掘してた鉱夫の末裔だったら面白いなーと思ってる。当時ラピュタ人に奴隷のようにこき使われていたらと思うと、別れ際のシータとのハグが違った見え方になるね。
— 歩@夏休みDeath (@ayumu153cm) March 3, 2018
そして、最も有力な正体であるのが、飛行石を採掘していた鉱夫の末裔である説です。
ラピュタ族の依頼を受け、飛行石の発掘を行い、天空の城を作り上げた人たちの長だったのではないでしょうか?
洞窟のシーンでは、シータの持つ飛行石が発光するのをみて、それに触れようとします。
しかし、「ワシには強すぎる」と震えるように手を下げます。
「その石には強い力がある。わしは石ばかり相手にしてきたからよく分かるんだが、力のある石は人を幸せにするが不幸を招く事もよくあるんじゃ。ましてその石は人の手が作り出したもの。その…気になってのう…」
と発言します。
このシーンの意味はかつて、
自分の夢さえも乗せた飛行石の憧れや希望を思い出し、手を伸ばすものの、飛行石がもたらす結末(ラピュタが滅んだ事・地上への悪影響)を思い出し、恐怖と後悔がよぎり、震えたのだと考察します。
このシーンの意味を踏まえると、飛行石を採掘していた鉱夫の末裔である可能性が非常に高いのではないでしょうか。
そう考えると、ポムじいさんのドラマが感じられますね。
ポムじいさんの設定は?(年齢など)
「ポムじいさん!シータ、この人はポムじいさん。住所不定無職。年齢も不明。ポムってのも本当に本名なんだかどうだか・・・でもだれも詮索はしない。関わらないんだ」「鬼じゃ 鬼がおる」
— しこちゃん (@xxSIKOCHANxx) December 29, 2014
ポムじいさんの公式の設定は、
クレジット上は「ポムじい」と表記されています。
洞窟・廃鉱の中で長く過ごしているらしく、鉱石に詳しく石たちの変化にも気付ける存在になります。パズーとはもともと面識があるようで、ドーラ一家から逃亡中のパズーとシータとひと時一緒に行動する。シータの持つ石が「飛行石」であることを伝えるとともに、二人がラピュタの存在を確信するキッカケを作った人物。
年齢については発表がありませんが、若くて想定60歳であり、80歳程度にも見えます。
スタジオジブリ作品では、比較的老人は年老いて見えるので、実は結構若いなんてことがよくあります。
たくさんの髭が年齢不詳に見えますね。
「小鬼がおる」の意味について(こおりに聞こえる)
ポムじい:小鬼だ。小鬼がおる…
パズー:ポムじいさん!大丈夫、とってもいい人だよ、ポムじいさん! #ラピュタ好きな人RTpic.twitter.com/nCSGHTUbAl— 天空の城ラピュタ@bot (@Mike37327283) August 9, 2019
ラピュタ、字幕で見たら今まで聞き流してたところがやっと意味がわかってちょっと感動。
ポムじいさんは小鬼がおるって言ってたのか!— スピ# (@spispi_yellow) January 15, 2016
パズーとシータはそれまで追っ手に追われていたこともあり、かなり警戒しています。
そこで、人影が現れ、「誰だ!?」とパズーも構えます。そこで、ポムじいさんが、
「小鬼がおる」とセリフと共に登場します。パズーは面識があるため、「ポムじいさん!」と安堵し近寄ります。
この時の「小鬼がおる」が「こおりがおる」と聞き間違える人も多いみたいです。字幕で確認すると「小鬼」であることがわかっています。
そもそも、「小鬼がおる」ってどういう意味?という人も多いのではないでしょうか?
ポムじいさんはユーモアラスで頭が良い人のように感じます。ここでは冗談を交えてコメントしています。
パズーが「海賊や軍隊に追われている」と言った時も「そりゃあ豪儀だなぁ」なんて返している点から想定できますね。
子供達の事を愛着を持ちつつも冗談交えて「小鬼」と呼んだんだと思います。
子供は一般的にいたずら好きでやんちゃですし、ポムじいさんからしてみればパズーやシータは小さい鬼みたいに生意気で可愛いという意味を込めています。
パズーであることを先に気付いていたのだと思います。
まとめ
今回は天空の城ラピュタのポムじいさんの正体について考察しました。
また、「小鬼がおる」の意味についても紹介しました。
ポムじいさんの登場時間はかなり短いですが、物語の根幹に関わる重要なキャラクターの一人です。
私も小さい頃、ポムじいさんのマネをしていました。それ程印象的なキャラクターですね。
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そういう裏設定を想像するのは凄い楽しそうですね
一つ文句があるなら、途中でやれ気持ち悪いだの
暴言を吐いてるツイカスでしょうか
他人の想像にすら悪態をつく醜い心を持ってる彼は
自分が世界の中心か何かと思ってるんですかね
製作側が残した意図を読み解くのは浪漫がありますよね。
あまり趣味の良い事ではないと思いながらも元ツイ主を辿りましたが、何かにつけて文句や悪態をついてるようでしたのでサッと閉じました。
ここでそのツイートを取り上げてしまったのがむしろ可哀想だったのかなと。